B.P.櫻子は仲間なのか?
第十五話です。誤字脱字等の間違いがあるかもしれませんが温かく見てください。
それは秋晴れの日の突然の出来事だった。
幸おじさんが死んだ。いや、違う殺された。
多分、刺された幸おじさんの横で泣いている女に殺られたんだろう。
私も最初は泣いて頭が真っ白になったが私は急いで警察に連絡した。
警察はすぐに来た。
そして、女は警察に連れていかれた。
最後に女の顔を見てやろうと思ったが涙がくすんで見れなかった。
「なぁ、華。すまない。幸さんを助けられなくて」杉畑は平然と言っているがその合間に悔しさと寂しさが乗ってくる。
私は一瞬でもしゃべったら泣きそうだったので「うん」と一言だけに留めた。
「今日は実況見分もまだまだ続くからこっちが用意したホテルに行こうか」杉畑はそう言い私は頭をコクと相槌をしてホテルに行った。
「父ちゃん、お母さんなんで?そんなに痩せてるの?私のご飯あげる」
「いや、いらないよ」
「そうだぞ。お前は俺たちのことは気にしなくていい」
「あなたのせいで私たちは殺された!!」
「俺もお前が変なことに足いれたから死んだんだ!!」
「ごめんなさいごめんなさい」
私はベットから飛び起きた。
本当に嫌な夢だ。
朝起きると杉畑が扉の前に立っていた。
「おはよう」杉畑が言った。
私はコクと相槌をした。
「今日は学校を休め。七時に通夜だそうだ。」
私はコクと相槌をする。
「大丈夫か?華?」
「少し嫌な夢見て」
「そうか、七時までここにいるか」
「うん、もうちょっとここにいたいかも」
私はそう言いホテルの部屋に戻った。
七時なり
私と杉畑は葬儀場に向かった。
葬儀場にはたくさんのマスコミが来た。
殺人事件だからマスコミが来るのかなと思いながら私は車窓で見ていた。
私が車を降りて葬儀場に入るといろいろな人がいた。
外国の人や有名人などいろんな人が来ていた。
「ねぇ、どうしてこんな有名人がいるの?」
私は杉畑に聞いた。
「あぁ、幸さんは仕事とか腐れ縁とかあるからな。」
杉畑は小さな声でそう言った。
「あれ、華じゃん。久しぶり」
どこかで聞いたことがある声
「えっ、ジウ。何でここに・・」
「それは、儂たちも幸さんにはいっぱい助けってもらったからな!」
「そ、そうなんだ。」
「華、辛いと思ったら誰かに相談しろ。それで、かなりの確率で救えるからまぁ、これは私の体験から基づいてるからな。」
「ジウ、あんたも幸さんにお別れの挨拶でもしたら?」
「いや、私はいいよ。英拓。あっ、トイレ行ってくる。」
「もう、ごめんね。華ちゃん。あんな変な人で・・・」
英拓さんは私に謝った。
「いや、あれがジウらしさだと思いますよ。」
「ありがとう。華ちゃん。多分今、ジウトイレで噎び泣いてると思うからでも気にしないでね。ジウ、幸さんが殺されて悔しくて家ではずっと泣いてたから」
「あっ、そうなんですね。」
唐突な噎び泣いてる発言はちょっと困惑したが適当に答えた。
「あぁ、今回はご愁傷さまです。本当に殺され悔しいです。」
読者の皆は文字だけで誰か分からないと思うがあの変人変態の橘実である。
いつもだったら変人参上橘実だよ。と言って読者から実来たなと言えるのに今日はそれがない。いきなり清楚で売り出すのかと思った。
「えっ、急にどうした清楚で売り出すの?」
「心の声をセリフにまんま投影するな」
「華、大丈夫だよ。この糞バカ兄貴は清楚で売り出したりしないから」
そう志乃さんは言い失笑していた。
「おい、志乃まで何言ってる。真面目なところなんだからキチンとしないといけないだろう」
「まぁ、そうですね。でも、キャラ的にはなんか違う」
「キャラとか言わない。じゃあ、僕は幸さんの顔を見るけど志乃はどうする?」
「はぁ、後でいい」
志乃さんはそっけなく答えた。
「なぁ、華。君だったら大丈夫だと思うけどあたしみたいになるなよ。あたしは和を殺されてその責任はあたしに非があると思ったがそれは違うんだって気付いた時には五年たってたからな。自分に非があると思うなよ。」
「はい、分かりました。」
「そして、ごめん。あたしの昔の悪友がこんな事をしてこの仇はいつか取るよ。」
志乃さんは謝ってどこかに行ってしまった。
本当にいろんな人が来ている。
お隣の尾山財閥の財長や存在感が薄いがすごくカッコイイ人がいた。
すると、外が一気に騒がしくなる。
何だろうと思い見ると黒服のSPがたくさんいてその中を見ると中には昨日幸おじさんが言っていた人が・・
そこにいたのは国際連邦の長的役目のアイストールっていう人がいた。
私を見つけるとアイストールは「君が華ちゃんか」とつたない日本語で話し始めた。
「今回の事は我々、国際連邦も重く受け止めてる。非道なマフィアのBLACK DOVEの性で一般の善良な人そして、私の大事な友を失った。」
涙声になって言うアイストールが「少しごめん。」と言い
私はアイストールと数人のSPと一緒に部屋に入った。
「そういえば、幸は元気だったかい?」
アイストールは私に聞いた。
「元気でしたよ。すごく」
「そうか。良かった。」
アイストールは少し安堵した表情を見せた。
「本当、アイツは元気でよかった。アイツある時から自分を責める時があったから良かったよ。」
「ふ~ん、そうなんですね。」
「そういえば、明日の火葬場は行くのかい?」
「いや~行かないですね。出棺したら家に戻って整理でもしようかなと思います」
「ふ~ん、そうなんだ。じゃあ、私も行こうかな。」
「いやいや、なに言ってるんですか?行ってくださいよ」
「いや、友の骨だけの姿なんて見たくないんだ。」
「そ、そうなんですね。」
そんなこんなで過ごしていると通夜の時間になった。
まさか、杉畑が元ヤンでジウ達、志乃さんたち、アイストールも他にもいろんな人がみんな幸おじさんに救ってもらったと聞いて幸おじさんずげーと思った。
朝、私は昨日夜中に書いた手紙を棺に入れ出棺された。
私はアイストールと一緒に久しぶりに家に戻った。
家の玄関には血がなく綺麗であった一見見て普通の私の家になっていた。
「じゃあ、失礼します。」
アイストールは私の家に上がった。
「ここが幸おじさんの部屋かな?」
私たちは幸おじさんの部屋に入った。
綺麗ですっごい整頓されていた。
「さぁ、いらないものはこの袋に入れようか」
アイストールは私に言った。
整理をしていると幸おじさんの卒業写真を見つけた。
「おぉ、懐かしいな。これ、高校時代の私と幸だよ。」
「へぇ、すごい若い」
「だろうな。そういえば、まだ変な服を着てたのか?」
「まぁ、そうですね。いつも着てましたよ。」
「そうか。君みたいな可憐な女子はそんなの着る訳・・・」
「いや、普通に着ますよ。」
「!?」
「というかかっこかわいいですよね」
「えっ!?き、君はよくこんな牛丼LOVEが印刷されたやつを着るのか!?」
「はい」
「本当、最近の若者はすごいな・・・」
アイストールはなぜか絶句していた。
そんなにおかしなことかな?
そんなことを話して作業をしていると机の棚から日記が出てきた。
その日記を読み私はアイストールに「今から警察署にいる幸おじさんを死に追いやった奴と話したいです。車を出してもらってもいいですか?」と聞く
唐突な私の発言にアイストールは「どうした?」と尋ねる。
が、私は「急いで出して」と言った。
アイストールは「分かった」と一言だけ言い私たちは警察署に向かった。
「ねぇ、アイストールさん。お願いが・・」
私は何てことを犯してしまったんだろう。
恩を仇で返すなんて。
私って最低な奴だ。
死のうかな。このまま生きてても何の目的もないし
そんな事を考えてた時突然「おい、面会だ」と警察官が言い私は面会室に連れていかれた。
誰だろう?私にもそんな人がいたんだ。
面会室を開けると一番会いたくない奴がいた。
「やあ、幸おじさんを葬った人。見たことある顔だと思ったらあんた終業式に学校を襲った人だね。まぁ、それは今どうでも・・・」
「わ、私ちょっと・・・」
櫻子は逃げようとしたが私はすかさず
「まぁ、待って。あんたに見せたい物がある。」
私は幸おじさんの日記をガラス越しに見せた。
四月二十八日
四歳ぐらいの女の子が倒れていた。
急いで家で食べ物を食わして少し汚かったのでお風呂に入らせた。
そして、二時間後すごく元気になり公園を走り回っていた。
女の子に名前は聞いたが分からないと言う事だったので多分、戸籍無き子と思ったので名前を決めることに公園の桜が綺麗だったので櫻子。
そして、昔のダチみたいだから苗字の春風にしておこう。そして、今日を誕生日にしておいて役所に提出して安心の保護施設に預けておこう。これも俺の罪を無くすための第一歩だ。
「私本当になんてことを」
櫻子はそう言って泣いていた。
「なぁ、櫻子。私はあなたがやった犯したことは許さないけど協力してアイツにギャフンと言わせるために」
「もしかして、フォードを・・」
櫻子の言ったことは私にとって正解そのものだった。
「あぁ、そうだ。あいつ・・フォードを殺る。」
「で、私に協力してほしいって」
「あぁ、そうだ。」
「で、でも私は今檻の中。どうやって協力を・・」
「釈放させる。」
「どうやって?」
「それはもう済んでいる。国際連邦の偉い人に釈放の準備はできている。だから!!契約しよう。私はあなたに過ごせる家をあげる。これも、幸おじさんのため」
「分かった。」
「ただ、バイトだけは自分で探してね。」
「ありがとう。料理、洗濯とかの家事も任せて」
「そりゃあ、有り難い。契約成立だな。でも、その前にお前にもよって欲しい所がある。」
火葬が終わり。
午後葬儀が始まろうとしていた。
その時、幸おじさんを葬った櫻子が来た。
会場はあんまり騒がなかった。
なぜなら私が言っていたからだ。
最初はみんなから何言ってるんだと言っていたが真犯人はフォードだとそして、彼女はもともと幸おじさんに助けてもらった過去があると言うと皆はすんなり納得した。
櫻子は遺影に手を合わせて泣き崩れ
「ごめんなさいごめんなさい」と言ってずっと泣いていた。
葬儀も終わり
だんだん普段の日常を取り戻してきた。
「よく寝た。朝ごはん食べよう。」
私が部屋を出てリビングに行くと
「おはよう。華。今日は鮭の塩焼きと卵焼きだよ。」
「えぇ、牛丼じゃ・・・」
「朝っぱらから胃もたれ起こすは!!」
「へいへい、いただきます。」
「いただきます」
「ねぇ、しょうゆ取って」
「はい」
こうして、フォード復讐のための櫻子とのうわべな共同生活が始まった。
終
第四節 B.P.篇 終
次回 第五節 文化祭篇 開幕
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