『現出する、羅生門的存在』・・・『詩の群れ』から
『現出する、羅生門的存在』・・・『詩の群れ』から
㈠
考え過ぎは良くないっていったろ、しかし、どうにも思考が必要でね。
結果論としては、芥川龍之介の、羅生門的存在が、我々を非日常から現実へと戻す様だな。
そうだな、え?
㈡
つまりさ、諧謔なる精神的独立運動において、俺もお前も、イカレてるんだよ。
倫理の境界線を越えて、やりたいことをやることが、如何にも羅生門的存在を伺わせるな。
問題は白昼に消える月の様に、山積だろうだろうだ。
㈢
定位したことを、定位したまま述べることは、難しい様で、簡単だよ。
俺もお前も、生の淵でフォースを待って、待機してるんだ。
現出する、羅生門的存在によって、奇跡の降臨は、音で判断だろ、だろうだ。