89《ミルクの初仕事》
8月21日(水)の話です。
撮影が始まった。
(ミルクちゃんガチガチに緊張してるけど大丈夫かな?)
「お願いしますっ…」
「よし、ミルク、お前今から天使になれ!天使の微笑みだ!」
ミルクは小声で困惑を漏らした。
「難しい…」
でも思いきったようにして、フワッと恥ずかしげに微笑む。七郎は
(ガビーン!!かっ、かわい過ぎる!!天然天使だー!!)
キャアッと隅でジタバタ。
「そうそうナーイス!やれば出来るよー?ミルクお前マジ可愛いっ!」
パシャパシャ!
「ありがとうございます…っ」
フルフル…っ
「んっ♥じゃあー顎に小指当てて笑顔で首かしげて?うん合格♥じゃあスカートの裾軽く持って体傾けてー?
うんそう♥」
パシャパシャ!
「はーいOK!良かったぜ初仕事!」
グッと親指立てウインク。七郎は感心!
(ひゃ~猫田さん仕事うま!褒めて乗せるんだ~)
「あっミルクちゃん良かったよ~」
「ありがとうございます…っ」
消え入りそうな小声で赤くなってドキドキ感をまさに体現してるみたいな。
「なんか…ミルクちゃんて意外と内面が表に出やすいタイプなんだね」
「え、そそそうですか!?」
「うん、モデル的にそうゆーの魅力的かも」
「はうぅ…恥ずかしいです~」
(ちっちゃくなってドキドキしてる。可愛い…)
ついじぃーっと見つめてた七郎に。
「次っ7coー」
「あっはい!」
ドキンと高鳴った心臓のまま七郎はカメラの前に駆けていった。
終了後――
「イヨッスー!ミルクお前マジ可愛いわー!もう最高!マジ天使!可愛い可愛い♥」
(いいな、僕も猫田さんに褒められたい)
「ん?なんだ~七郎、指くわえてんなよっ♥焼き餅か?可愛いなっ♥」
ギュッと抱きつかれる。七郎は赤面。
「やんっ猫田さん僕そんなっ」
猫田はイケボで耳元に。
「骨抜きだな7co…今夜は帰さないぞ?」
「何言ってんですかー!」
ボンッ!と沸騰する七郎。
「ニャハ♥冗談だよー」
七郎に抱きついたままミルクに向けてイケボで
「ミルクにも抱きついてやりたいけど…好きになられたら困るから…ごめんな?」
突っ込む七郎
「変なカッコつけないで下さいよ」
だがミルクはフルフルしながらヒタと猫田を見つめ、
「あの…私、平気です!抱きついて下さい!」
「え!?」
「は…早く仲良くなりたいです」
相当頑張って小声を振り絞るミルクを見て。
「ニャハ♥そーかー☆じゃあ」
ミルクにもギュッとする猫田。
「役得だなぁ~俺36だぜ?」
「ありがとうございます!」
ガバッと90度の礼をするミルク。
「アッハハ。ミルクおもしれーよ。うんうんイイコなんだな、可愛い」
「僕もミルクちゃん可愛いと思う」
「今日やらせた首かしげもスカート持つポーズも、あれ超基本だから。これからも困ったらとりあえずあれやりな?」
「はいっ…」
「でな、ミルクいいかよく聞けよ?
お前今までおとなしかったけど、実は内面にすげー大胆な部分も持ってる。仕草や表情に内面が素直に出て、見てる人をドキドキさせるんだ。
それは才能なんだぜ?だからモデルには向いてるよ。ほんとよく勇気出したな、これから頑張れよ?」
「…はい」
きゅう、と身をすくませつつも瞳が耀いて。
「ほら今この瞬間も!お前体で表現してるよ、“怖いけど頑張る”って。だろ?」
こく、と頷いてまた瞳が耀く。
(猫田さんすごいや。モテるんだろうな~)
猫田のプライベートを想像してしまい、焼き餅の七郎。
スピカは千葉のご当地醤油をゲットしたぜー☆公募ガイドのプレゼントジャンルの応募!キャー千葉の!バンプの千葉か木下理樹の大阪かで今回は千葉にしといたのです。大事に…なめたい。笑
嬉しいです♥




