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ドリームアイランド  作者: スピカ
プロを目指すぜ!
87/313

87《木村がきたよ》

登場曲のエバーグリーンとペガサスは 作詞作曲してみたよ☆ にて公開中♪見てねー♪

 8月19日(月)秋は書き上げた小説を「創元ファンタジイ新人賞」宛に郵送して…夕方4時半、津駅前で路上のRUI。


「さーて、お盆中の布教活動でどんだけ拡散したのかなっ♪日浦もバイトついでだからってやっててさ、だから15.16は俺と日浦でバッチリ張り合ってやったぜ」

「どっちの勝ち?」

「まあ互いに差異無し?」

「良かったね負けなくて」

「僕がいなくても♥」

「こいつ♥」

 七郎の胸をツンッ!七郎は胸を押さえてクネッ。

「やんっ♥」

 健が

「ナナコは女だと思われてんだからそれは駄目でしょ」

「いやースマン(笑)。んじゃ休み明け、また頑張ろーぜ♪」


 月曜のいつもの時間。1曲目エバーグリーン。


♪放課後残ってー書いたー

黒板の文字 二人きりで無言の会話~

(サビ)

草葉 揺れる 夕凪の丘 あの日 睫毛濡らした

いつの 日にか 忘れ去っても きっとまだ心の中~


 よく来るJK達が今日も来てくれた!笑顔で返し歌い終えて。

「いつも見てくれてありがとね」

「今日も君達がいるかなーってドキドキしてたよ♥」

「ナナコさん今日も可愛い」

「最近僕って言ってますよね」

 七郎はくねっ

「や~ん僕っ()なの」

「(笑)女子力めちゃ高いですよ」

「あたし広告切り抜いてる」

 ※七郎はモデルもしてる。

「ホント!?やった!」

「RUIの中でナナコが1番人気なんじゃね?」

「うん俺もそう思う」

「え~みんな僕のこと好き?」

 コクコク頷くJK達。そこへ同級生の木村が登場。

「あーお前ら女子に囲まれて、ナンパとかしてんなよー?」

 クネクネして両手指差ししながら接近してくる。秋は

「アホ!お客様を大事にしとるだけじゃい!」

「ボェ~!」

「意味不明だっつーのっ!」

「木村も聴いてかない?」

「聴く聴く!」

「ったく。じゃあ2曲目はペガサスな」


♪それに気付いたのはー ずっと前だけどー

君が黙ってるからー 言わずにおいたんだー

揺らいでは消える泡のように

触れることも出来なくて見送って…


 曲に合わせて変なポーズをキメていく木村。半ば放置、たまに突っ込みでライブは終わりの時間になり…


「女子達木村に引いてるよなー、ブーブー」

「最後まで見てくれて嬉しいよ」

 健の笑顔にキャピるJK。木村は感情が読みにくい真面目な顔で

「お前らルックスだけはマジいっちょ前だよな!」

 ※秋は赤茶髪セミロング、健は金髪外ハネキノコ、七郎は染めてないけど綺麗なロン毛ストレート。

 秋は腕組み

「曲はどうよ?」

「マジボェ~!て感じ」

「意味分からん!」

「分かれよーあいつが!?て感じだよー」

「つまり?」

「イケてる♥て意味♥いやんナナコきゃわゆい~ん♥」

「ならプロになれると思うか?」

 秋は真剣に聞く。

「うーん…ぶっちゃけー、ルックスと声は合格。曲はー…アコギだとちょいシンプルに聞こえ過ぎる感じ否めないけどー、エレキとドラムでアレンジがカッコいいなら、まあ通用しなくもなくね?て感じ?」

「そーかよく分かった。非常に参考になった」

「ボェ~」

 両手指差し。秋は木村の頭を軽くパンッ。

「だからなんじゃいそれは」

「(笑)意味は特に無し、ボェ~」

「木村ってちゃんとした事も言えるんだね、見直したよ」

 健の言葉に木村は

「なんだと!?かき揚げ串揚げカツアゲはお断り!」

 変なポーズでキメた!緑パイナップル頭にヘソ出しチビTの木村にドン引きの残ってたJK達。

挿絵(By みてみん)

「あっはは!ウケる」

「うんオモロイぜ」

「ある意味才能あるよ」

 RUI3人だけが木村を褒め、木村は満足して去っていった。



 夜8時過ぎ、秋のスマホにEMIからデモ不採用メールが。すぐ健にTEL。


「またデモ送ろーな。諦めないぜ」

『そだね。じゃあ次はどこ?』

 デモ作成時に幾つか候補を出してた。

「ポニーキャニオンにしてみよーぜ」

『分かった』

「あ、でさ健、俺前から考えてたんだけど、ロージャックにも応募してみね?」

『え、あの!?』

「そう。受かればカウントダウンジャパン」

『受かるかな、まあね、レコード会社に送るもロージャックに送るも似たようなもんか。受かるといいよねー』

「呑気だな、想像してみろよCDJの眺めをっ」

『俺は秋ちゃんとならどこでもいいよー』

「もっとハングリーになれっ」

『アハハ楽しければいいんだよー』

「健ぅーっ」

 秋はジタバタ。



11月のPVが773だったので、「777いくか!?」とワクワクだったスピカはちょっとだけヤサグレました。

でも773もいった事は非常に喜ぶべき事なので、嬉しいです。★

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