79《既成事実とか言うなっ》
ホムペ用のビデオを撮影中、現れた茜。15日まで日浦家に泊まると言って…
撮影終了後、別れ際。
「じゃあなっ。あ、そだ日浦、」
「ん?なんだ」
戻ってこそっと耳打ちする秋。
「既・成・事・実!なんて」
「アホか!なんもせんわ!」
日浦は赤面!残念そうに口を尖らせる秋。
「あっそ。んじゃ茜と仲良くな!お幸せに!」
「またお盆明けにね~」
「茜ちゃん頑張ってねー」
帰りの近鉄車内。※秋達は紀勢本線。なぜかどことなくぎこちない二人。
「でも茜、実際会うのは久しぶりだなー」
「もう、あたし真にずっと会いたかったよ…真に彼女が出来ちゃわないか、そればっか心配してたんだよ?」
日浦を見つめながらかなり恥ずかしそうに言った。
(ドキ。可愛いわこいつ)
日浦身長166㎝、茜156㎝。
「でも茜、東京はぶっちゃけ俺よりいい男いたりしない?」
「バカ。あたし真以外に興味無いよ。真は超カッコいいよ?」
クラッとする日浦。
(あ…ヤバイ、既成事実とか言うから)
赤面して
「まあ茜も?しばらく見ないうちに女っぽくなったなっ(笑)」
茜の格好はボーイッシュであり胸はAカップだ。
「ね、ねえ真、マジでまだ彼女いない?」
恐る恐るの上目づかい。
「いないよ」
(くっ、可愛い!既成事実とゆー言葉を忘れろ!茜は高2だっ!)
「ほんとっ!?良かったー!」
指を合わせて弾ける笑顔、心底安堵してる茜。
(普段男勝りなくせに何この女の子感ヤバイし!ドキドキ…)
童貞を捨てる相手を真剣に悩む年頃の日浦…
それから家に着くまでずっと頭から童貞を捨てる捨てないの事が離れてくれず、無駄に精神が疲労!
at桃園の日浦家。
「茜ちゃんーっ会いたかったわよーっ」
玄関で出迎えきゃーっとはしゃぐ母、あかり。父、凍夜も出てきて
「疲れただろう。さ、早く上がって休んで」
カッコつけるイケメン凍夜パパ。
二人を待ってたのですぐ夕飯です。今日はそうめん。
日浦が内心のドキドキを隠しながら
「茜どの部屋泊まんの?」
母は
「え?」
父も
「愚問だな、真の部屋だろ?」
「ブホッ!ゴホゴホ…アホか!駄目でしょーが当たり前でしょ未婚の若い男女が同じ部屋なんて!俺は許しませんよ!?」
「あら困ったわね、もう布団置いてきたのに…」
「既成事実が出来るかと思ったのに」
「んなワケあるかーっ!」
日浦は赤面!茜はじっと日浦を見つめ、
「あたし真の部屋でいいよ?ちっちゃい時は一緒に寝たじゃん」
「昔と今は違う!!」
日浦は必死。
「真、父ちゃんはお前がいつ男になるのかと」
「やめて!!もうやめて!!」
「あたしとパパは茜ちゃんならいいなと」
「~○△×□!!」
それを終わらせたのは祖母、ひふみ。
「オッホッホ、冗談だよ真。茜ちゃんの布団はあたしの部屋にあるよ」
プシュウゥゥゥ。燃えつきる日浦。
「茜もグルだったのか…?」
「ごめん真」
可愛い小さな舌先をペロ。
「なんだよ~」
(あ、でも可愛いわ…)
ガクッとして脱力。
食後、日浦はリキ(黒豆芝オス3才)と日課のランニング散歩へ。その頭の中は…
(茜は可愛いし、ぶっちゃけ好きだよ!だが!茜に手を出すとイコールもう後戻り出来ないってゆーか、結婚へ一直線てゆーか!あーっもう誰かこの気持ち止めて!!)
茜にときめいてしまった日浦の心は堂々巡りなのです!
帰宅すると、茶碗を洗い終わってた茜が。
「真ってばリキと一緒に走るならあたしも誘ってよーっ。次からはあたしも一緒したい、体なまらせない為にっ」
真面目顔で見上げて迫られ
(くうっ可愛い!)
「あーもーしゃあないな、いいけど朝と夜な。毎朝6時と、夜は俺が帰って飯食った後」
「うん!約束!」
パッと笑う茜にまたクラッとしてしまう日浦。
そして日浦はお盆中は更に茜の空手自主トレにまで付き合ったのです…茜可愛いさに。
このイラストの茜、可愛いくない?自画自賛!
あ、作詞作曲してみたよ の方、昨夜新曲投下しておきました。LIAR という曲。けっこう良い曲だから見てね♪




