78《茜のお泊まり》
「茜!?お前なんでここにいんの!?」
「うわぁっ、だっ…だって」
注目を浴び固まる茜。
「ごめんちょっと待ってて」
ギターを置き茜の手を引っ張り遠ざかる。
「もっかいゆうけどなんでここにいんの!?」
「だって驚かしたかったんだもん、それに本物の真の歌が見たかったの!それには真に内緒じゃないと駄目でしょっ?」
「今もう夕方なんだけど。帰りは?」
ここは三重県で茜んちは東京練馬。
「日浦家に泊まるもん」
「なっ…」
ガビーン!
「15日まで泊まるから」
「ななな」
アワアワ
「なんでそんな顔するの?まさかあたしにやましい事があるの?」
ズイッと迫られる日浦。
「無いけど~(泣)」
その様子を遠くで見てる仲間達。
「それより撮影中でしょ?早く戻った方いいよ」
帰ってきた日浦。と女の子。心なしか日浦がガク~となっている。
秋は早速
「日浦、そのコ誰?紹介しろよ」
「ああ、こいつ茜。東京に住んでる俺の従姉妹で、遊びに来たんだよ」
茜が日浦の靴を軽く蹴った。日浦が首を振ると茜がぷぅと頬を膨らませた。
その反応に秋以外は
(えっ?まさか日浦(君)の彼女とか?高校生だよね?)
「真、なんで隠すの?」
「バカ、当たり前だろ?」
恥ずかしそうに何かを隠す日浦に光は
「日浦君の彼女なの?」
茜は目をキラッとさせ
「許嫁です、いつも真がお世話になってます!」
ペコリッ!日浦以外は
「!」
「いいなずけって、あのいいなずけ!?」
「ウッソー、可っ愛い!」
キャアキャア。5人に囲まれた茜。※お客はさっきの中断でいなくなっている。
「~~~!」
赤面し両手で顔を隠してしゃがんだ日浦。
秋は突っ込み!
「お前っ俺には隠すなってゆってたクセに自分は隠してんじゃねーわっ」
ウリウリと攻める。健は笑って
「何年生?」
「高2」
「じゃあ2コ下なんだー」
「茜ちゃん日浦のこと真って呼ぶんだ?既に妻っぽいね♪」
七郎が言うと日浦は
「はいストーップ!!」
茜の前にガードに入る。
「お前らもうこの話題禁止!」
「なんで?」
「照れんなよ(笑)」
「結婚とか、そういうのはまだ早いから!頼むから聞かないで!」
「ムム。茶を濁したな?(笑)」
「日浦君ズッル~イ(笑)」
でも秋は切り替えて
「まあ俺ら互いにまだ若いから茶を濁したくもなるか。けどせっかく会いに来てくれたんだから日浦は茜に優しくしろよ?
んじゃ撮影再開しよーぜ」
日浦は茜に真面目な顔で
「茜は終わるまで見てろよ?帰り一緒に帰ろうな」
「分かった」
光が笑顔を向けて
「リュック下ろしなよー。ここに一緒に置いて」
※皆の荷物を一ヵ所に置いてた。
うなずく茜。内心は。
(ホッ良かった、仲間の人達みんな普通の人だ)
真の仲間がどんななのか、恐かったらどうしよう等不安だったのだ。
今朝、ほんとに今日の朝。スピカは4:25に(トイレ後)部屋の窓を開けて星空チェック(習慣。起きたら見る。)してなんと、
シリウスの左上からシリウスみたいに大きな流星が尾をひいて流れ落ちるのを見たぜ!
窓を開けてすぐ見たぜ!
ラッキーなのだー!宇宙にありがとう★




