72《ホムペ作戦会議》
8月7日(水)PM7:40、日浦から入ったメールを秋は音読した。
「“とりあえず写真と動画だけでいいんでない?プロフィール写真の下にルイ、メンバー紹介を短く、そんであとは箇条書きみたく動画を配置”」
七郎が顎に指を当て
「なるほど~日記は無しか」
健も同意
「うん、ありきたりだけど見る側はそれでいいかもね初期段階的には」
「というと?」
秋は続きを促した。
「ほらホムペはスマホ用にするとすればなおさらデータ量は抑えたいじゃん」
「なるほどな」
「日記したいならスマホでも出来る無料ブログとかするしかないよリンクにしてさ、ホムペのプロフ写真も出来るだけデータ量抑えるし」
「そうなのか」
「僕詳しくないけどやっぱそれしかない気がする~」
「だな…じゃあそれで決まり!日浦に返事するわ」
⬇メール文
〈みんな賛成〉
「じゃあさー今から音源どうするかとか話し合おうぜ」
「うん」
〈今から音源どうするか話し合うから〉
送信、ぴ。
「そうすっとさー今RUIと日浦の曲たすと20くらいだけど大丈夫かな?」
「音源以外のデータ量を極力減らして…並んだタイトルでリンクにするから、ページ的には大丈夫だと思う」
「今後増えても?」
「多分。てゆうか問題は音源データをどこに預けるかだよ、モンプチのPCのハードディスクに入れたら…駄目だよね?」
「20曲だしな。更に増えるんだし」
頷く七郎。
「うん。だから…ここは思いきってYouTubeにしてみるって手を考えたんだけど。ホムペからYouTubeにリンク」
「じゃあYouTubeにもRUIチャンネル作っちゃうの?」
「うん」
「えーどうやんの!?」
「俺んちのノートPCでデータ作ってモンプチPCから投稿。アカウントだけはモンプチPCで作んなきゃなんだけど…メアド登録あるから」
「へーっ、じゃあミチカチャンに頼んでみる?」
「一応頼んでみよっか、もし駄目ならどうするの?YouTube」
七郎が心配そうに見ると健は
「誰かがスマホでやっちゃうしかないね、だってホムペは決定なんだから音源必須なんだし」
「もしそうならアカウントは俺のスマホで…っ!」
秋がプルプルして挙手した。
「いよっ発起人!」
七郎が囃すと健が
「大丈夫だよYouTubeは無料だよ?」
秋&七郎はガビーン
「えっそうなの!?」
健はガクッ
「知らなかったのか…」
秋はジタバタ
「なんだよ早く教えろよーっ」
「知らないって知らなかったの!もーっ」
健は避けて、七郎はスマホを出して
「二人ともシッ、…あ、オバチャン?あのさホムペ関連の話なんだけどぉ、曲の音源はYouTubeにしようって事になったのね。でね、そのアカウントがーモンプチのPCで作っていいかな?」
――5分後――
七郎がホニャアと笑み、
「良かったねーOKで」
秋は
「後で鶏ひき肉入り玉ねぎ天持ってかねーとな」
※天ぷら屋の人気メニュー。
健は
「PC投稿ならビデオからの編集動画でやれるよ。うちにビデオあるからさ」
「マジ?サンキュっ!じゃあ次の路上ん時さっそくビデオとろーぜ!」
「うん」
健&七郎は頷いた。
〈音源はYouTubeでモンプチPCにアカウント作る事になったよ。次の路上の時ビデオとるから〉
日浦に送信。
「じゃあ次プロフ写真とかのレイアウト決めよーぜ」
メモ紙に秋は四角を2つ並べて書いた。
「ホムペの上の所にこう並べていいよな」
「うん、小さい方が日浦?」
「うん、で…後は健仕切って」
「OK。紹介文は後で考えよう。あ、短いやつね。で…こんな感じで曲名が横書きにあって、その曲名をタップで再生ね」
頷く秋&七郎。
「そんだけ。あ、フォント指定とかはしないよ?背景も指定しないで白い感じね。いい?」
「うん」
「じゃあ決まりだ。紹介文考えよう」
秋は
「メンバー紹介は名前と楽器だけでいいよ。それプラス、音楽性を一言で表す!」
「うんいいね」
「じゃあ日浦に自分の考えるようにメールするわ」
ピピピ…送信。
「なんか案ある?」
七郎がすぐに
「はーい、“明るい元気になれる曲”ってどうかな」
「まあそゆ事を…そうだな、“RUIの明るさで貴方も元気”は?」
「変だよ、健君は?」
メモ紙を用意して聞く。
「うーんと、“僕らの青春の記録”は?」
「おぉ~!何それ超いい」
そこで日浦メールが。
〈ページの曲一覧の上か下に写真のちっちゃいやつびっしり並べたやつ入れるのどう?〉
健が顎に手を当て
「なるほどね~、まあ出来るよ」
「マジ?写真何枚くらい使える?」
「どんくらいちっちゃくするかにもよるけど、全部同じ大きさより写真の内容によって大きさ違う方がいいよね?うんとね…
うん、30枚くらい使えるかも。俺が配置デザインしていい?」
「いいぜ」
七郎が
「秋ちゃんのアップ!」
健はニコニコ
「OK」
「照れるわ」
秋は日浦にメール。
〈写真アイデア採用。30枚くらい使えるって〉
「じゃあ写真も後で撮りに行かないとな」
秋が言うと七郎が
「ポーズ教えるよ♪」
と言うのでポーズの話で笑ってると日浦の返事がきた。
〈紹介文俺のは「センチメンタルポップの王道を行く!」にして!〉
「おぉ!?なんかカッコいい事言ってるし!」
「秋ちゃんRUIも負けらんないよ、カッコいいやつ考えなきゃ!」
「だな、こうしちゃらんねーっ」
――10分後――
「もう他に出ない?」
健が聞くと七郎は
「う~ん」
秋は
「出た案見して」
健が書記になっていた。
⬇以下案(最終候補)
「仄かな甘味と苦味、これぞ青春!」
「可愛さで君をノックアウト!」
「君の心の鎖を溶かす唄。」
秋は真剣に
「全部捨てがたいよなー」
健はニコニコ
「まあ確かに結構いいコピーだよね、俺どれでもいいよ?」
七郎は
「日浦君に聞いてみよっか」
頷く二人、電話する七郎。
「あ、日浦君?あ、うんあれでいいよー(※日浦のコピーのこと)。
でさ、こっち今幾つか案出て~決めらんないの。だから日浦君選んでくんないかな」
『俺でいいのか!?』
「うん、今から言う3つから選んでね。
(読み上げて)
どう?どれが良かった?」
『うむ、どれも良い。考えた自分らで決めれないのも分かるよ。
まあ俺的にはー…心の鎖が良かったかな』
「これだって」
秋&健にメモを指差し。秋は
「あーなるほど、じゃそれでいっか」
七郎は頷き
「日浦君、OK。ありがとー」
『良かった?ならいいがな』
「ねえ健君、決めなきゃない事ってこれで全部かな?」
「うん、会議終了!」
『聞こえたよ。じゃあ後は健様、頼んますっ!』
「だって」
頷く健。秋が呼びかける
「12日ビデオ撮ろうな!」
『ラジャー!』
今日スピカはピコちゃんの貯めた抜け羽(綿棒のから箱)を2キロ離れた城山の上でばらまいて来たぜ!!久々の坂道!
太ももが!筋肉痛になるかも~
だが風に舞った羽は綺麗だったぜ★




