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ドリームアイランド  作者: スピカ
プロを目指すぜ!
63/313

63《宣材写真》

8月3日の夜の事です(°∀°)V

 PM7:30


「よーし、じゃあ今日のレッスンは終ーわり!おつかれナナコ!」

 猫田は八重歯を見せて姿見を片付けた。

「本日の感想はどうかな?」

「あの…僕、猫田さんについ見とれちゃいました。カッコ良くて。だから僕も猫田さんみたいになりたいです」

「ニャハハ、それじゃあ俺のベタ褒めだけじゃーん、でもま、いっか。俺やっぱりイケメンだよなーん~」

 そんな顎に手を当てて話してるだけでも、既に1回カッコ良く思ってしまってる後では超カッコ良く見える。

挿絵(By みてみん)


「じゃあ普段の生活でも背筋とか、ちょっと意識してみるといいよ」

「はいっ」

「ハハ、七郎君ほんといい返事。気持ちいーわ。うんそういう前向きさって大事だよ」

「ありがとうございます、じゃあ僕帰りますね、明日もお願いします!」

 ガバッと頭を下げてカバンをしょった。

「おう、あそうだ、帰りモデルウォークで帰んな」

「え~それはちょっと」

「ハハ冗談。じゃね!」



 だがビルを出てからさりげなく辺りを見回して、密かなモデルウォークで帰る七郎!

(暗いし大丈夫!今日やった事を意識して…)

 そう、七郎は真面目な子なのだ!

 はた目に見れば、なんかギクシャク歩いてるように見えるのだった。七郎の内心は。

(あれ?こうだよね…ああ、でもなんか訳分かんなくなってきた。

逆に普通の歩き方ってどうだったっけ?)

 おかしな事になっていたのだった…



★PM8:10at秋の部屋


「七郎今日なんか雰囲気変わってねー?」

 健もじっと見てきて

「心なしかあか抜けたように見えるね」

「え~やっぱ変化表れちゃったかな?」

「このっモデルっ」

 肘つつき。

「フフ、レッスンの先生がカメラマンの人なんだけどー超カッコ良くてー。僕自身ああなれたらなーって」

「憧れてしまったと」

「ふーん良かったじゃん」

「うんでね、猫田さんていうんだけどー背筋とか仕草とか普段から気をつけてみな!って」

「そっか」

「恥ずかしがったらダメだよなー、七郎もアップグレードかー」


 その晩七郎は猫田の話ばっかりだった。秋&健は

(こりゃあ恋だわ)



 夜10時、佐藤錦之助(イチゴモデル社長)のスマホに電話が。

「はい佐藤です」

「あっ佐藤ちゃ~ん?PC見て!宣材写真の画像送ったから!」

 すぐ見る佐藤。

挿絵(By みてみん)

 ⬆七郎の宣材

「うん、いい写真だ。流石だね、やっぱニャンタに頼んで良かった」

「その呼び方やめんかい、お前どうせ俺以外頼む気無かったくせに!」

「その言い方だと俺に他にツテが無いみたいだろ!」


 2分後


「すげーいい瞬間撮れてるけど、なんでこれなんだ?」

「ああ、彼ねー…彼の魅力はナチュラルな素朴さにあると俺は見抜いたからね」

 自然で柔らかな表情をした七郎が片腕に手をかけて微笑んでいる。

「話しながら撮ったんだ、こういうのを狙ってね。最初からそれがいいと思ってたからさー」

「わざと外した撮り方だな」

「狙いに気づかれないようにね♪終わってバラシたけど(笑)」

「初めてだから気づかなかったんだな」

「たぶんね。そういやアイツ」

「なんだ?」

「ププ、普通に歩いて帰ったかな」

 ※モデルウォークで帰りました。

「からかうなっての」

「ごっめ~んつい。あ、写真それでOKね?なら明日オフィス届けに行くから。何時がいい?」

「あー、だな、ファミレスのがいいかな。朝食もしてそのまま営業に行くよ」

「OK~☆んじゃ初陣、頑張れよっ♪」



雨の日はアレルギーの休日である!それでも窓あけてた午前中は鼻水が、しまらない蛇口のようにポタポタ…(ちゃんとかんでます、あしからず)

豚草って手でむしろうとしても駄目なんだよねー、茎が丈夫だし毛が痛いから強く握れない。

ほんっとに、絶滅してほしいー!!!政策で「豚草退治専門員」とか作ってさ、豚草だけ刈り取る仕事。あったらやりたいです(°∀°)V


無いけどね…

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