63《宣材写真》
8月3日の夜の事です(°∀°)V
PM7:30
「よーし、じゃあ今日のレッスンは終ーわり!おつかれナナコ!」
猫田は八重歯を見せて姿見を片付けた。
「本日の感想はどうかな?」
「あの…僕、猫田さんについ見とれちゃいました。カッコ良くて。だから僕も猫田さんみたいになりたいです」
「ニャハハ、それじゃあ俺のベタ褒めだけじゃーん、でもま、いっか。俺やっぱりイケメンだよなーん~」
そんな顎に手を当てて話してるだけでも、既に1回カッコ良く思ってしまってる後では超カッコ良く見える。
「じゃあ普段の生活でも背筋とか、ちょっと意識してみるといいよ」
「はいっ」
「ハハ、七郎君ほんといい返事。気持ちいーわ。うんそういう前向きさって大事だよ」
「ありがとうございます、じゃあ僕帰りますね、明日もお願いします!」
ガバッと頭を下げてカバンをしょった。
「おう、あそうだ、帰りモデルウォークで帰んな」
「え~それはちょっと」
「ハハ冗談。じゃね!」
だがビルを出てからさりげなく辺りを見回して、密かなモデルウォークで帰る七郎!
(暗いし大丈夫!今日やった事を意識して…)
そう、七郎は真面目な子なのだ!
はた目に見れば、なんかギクシャク歩いてるように見えるのだった。七郎の内心は。
(あれ?こうだよね…ああ、でもなんか訳分かんなくなってきた。
逆に普通の歩き方ってどうだったっけ?)
おかしな事になっていたのだった…
★PM8:10at秋の部屋
「七郎今日なんか雰囲気変わってねー?」
健もじっと見てきて
「心なしかあか抜けたように見えるね」
「え~やっぱ変化表れちゃったかな?」
「このっモデルっ」
肘つつき。
「フフ、レッスンの先生がカメラマンの人なんだけどー超カッコ良くてー。僕自身ああなれたらなーって」
「憧れてしまったと」
「ふーん良かったじゃん」
「うんでね、猫田さんていうんだけどー背筋とか仕草とか普段から気をつけてみな!って」
「そっか」
「恥ずかしがったらダメだよなー、七郎もアップグレードかー」
その晩七郎は猫田の話ばっかりだった。秋&健は
(こりゃあ恋だわ)
夜10時、佐藤錦之助(イチゴモデル社長)のスマホに電話が。
「はい佐藤です」
「あっ佐藤ちゃ~ん?PC見て!宣材写真の画像送ったから!」
すぐ見る佐藤。
⬆七郎の宣材
「うん、いい写真だ。流石だね、やっぱニャンタに頼んで良かった」
「その呼び方やめんかい、お前どうせ俺以外頼む気無かったくせに!」
「その言い方だと俺に他にツテが無いみたいだろ!」
2分後
「すげーいい瞬間撮れてるけど、なんでこれなんだ?」
「ああ、彼ねー…彼の魅力はナチュラルな素朴さにあると俺は見抜いたからね」
自然で柔らかな表情をした七郎が片腕に手をかけて微笑んでいる。
「話しながら撮ったんだ、こういうのを狙ってね。最初からそれがいいと思ってたからさー」
「わざと外した撮り方だな」
「狙いに気づかれないようにね♪終わってバラシたけど(笑)」
「初めてだから気づかなかったんだな」
「たぶんね。そういやアイツ」
「なんだ?」
「ププ、普通に歩いて帰ったかな」
※モデルウォークで帰りました。
「からかうなっての」
「ごっめ~んつい。あ、写真それでOKね?なら明日オフィス届けに行くから。何時がいい?」
「あー、だな、ファミレスのがいいかな。朝食もしてそのまま営業に行くよ」
「OK~☆んじゃ初陣、頑張れよっ♪」
雨の日はアレルギーの休日である!それでも窓あけてた午前中は鼻水が、しまらない蛇口のようにポタポタ…(ちゃんとかんでます、あしからず)
豚草って手でむしろうとしても駄目なんだよねー、茎が丈夫だし毛が痛いから強く握れない。
ほんっとに、絶滅してほしいー!!!政策で「豚草退治専門員」とか作ってさ、豚草だけ刈り取る仕事。あったらやりたいです(°∀°)V
無いけどね…




