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ドリームアイランド  作者: スピカ
プロを目指すぜ!
56/313

56《モデル!?》

7月26日(金)の夕方です。

 夕方6:37天ぷら屋で客引き中の秋に七郎からメールがきた。


(なになに?)

 ピ

(…、は!?何それマジ!?)

 すぐさま秋はみんなに一斉メールを打つ。

〈緊急事態、七郎が大阪でモデルにスカウトされたって!!〉


 みんなの返信は

光〈えーっ本物!?〉

孝〈マジ!?どこの事務所?〉

周〈本物?〉

律〈へー騙されないでね〉


 みんな、本物か、騙されてないか、を気にしてる!!


 秋は

〈やっぱ心配だよなすげーけど!だから七郎からちゃんと話聞かして貰おうぜ。もしかして一人ですげー悩んでるかも。明日お昼にモンプチ集合しよーぜ!〉

 ピ。送信。※明日は土曜。


 返信は

光〈OK〉

孝〈仕事だー!!!報告頼む!〉

周〈ごめーん仕事だ、後で電話くり!〉

律〈OK〉


「孝と周これねーのか…ま、仕方ねーよな」

 トーンダウンして一斉返信。


〈分かった。孝と周には後で電話する。じゃあ12:30にな。〉

 ピ

(ふー。あ、そだ健は明日バイトだから日浦にも一応聞いとこ)

 メールを打つ。

〈七郎が大阪でモデルにスカウトされた。明日昼にモンプチで話し合うから来れるなら迎え行くから12時頃に松阪駅来れる?〉


(健にも電話しとこ)


ピピ。プルプル…

『はい何?』

「健、大っっっ事な話」

『え、何?』

「あのな?七郎が大阪でモデルにスカウトされたっつうんだよ」

『えっマジ』

「マジ。だからやっぱ心配じゃん?だからー明日モンプチ集合で話し合おうかなって。明日健バイトだろ?だから夜に報告すっから」

『分かった。でも本物ならすごいよね』

「まーな。だからねー。ま、明日待ってて」

『クス、うん、七郎君に宜しくね』

「ああ、じゃな」

 ピ。


 電話を切った後の健は

(クスクス秋ちゃん七郎君に先にスターになられたらって気持ち複雑なの隠してるよ、そゆとこ可愛いんだよ)


 自室で秋は窓を開けて星を見上げた。

「ふー。モデルか…」

(くすん、複雑。でも俺もミュージシャンなるもん、こんな気持ちん時は星を見るのが1番。いつか満天の星みたいな眺めをステージから眺めるんだから)

 金星を見つめる秋…


 すると電話が。日浦だ。

 ピ

「もしも」

『秋!!マジかー!!』

「あーマジ」

『すごいな!ああもうそんな大事な時なのに明日も俺バイトなんだよ!マジ行きたいんだけどーだからーごめん悪いけど明日夜でも電話くれんか?か』

 秋はガクッ

「日浦もか…」

『あ、他の人も?』

「いや声かけたけど結局俺と光と律だけになっちったぜ。ハナから全員とは思ってないけどさ、くすん」

『そうか…スマン』

「別にいーよ。ああもう、電話かけるやつ4人だよ、もう面倒だからメールにしよ」

『うむ、電話代かかるからメールでいいと思うぞ』

 ※貧乏根性の類友。

「うん。じゃあ明日夜待ってて」

『ああ。じゃあな』

「んじゃ」

 ピ。


「はー…大人って感じ…なかなか全員揃えないのかー…」

挿絵(By みてみん)

(七郎んちは母さん鬱病だから集まる所じゃないし、夜ならいいのかな?)


 そこに、網戸を開けていた為ガが一匹飛び込んできて秋は慌てて窓を閉めた。



夜なら全員揃えるのでは?とか一応思うけど、残業とかもあるし七郎宅(アパート)は母子家庭で、母親は(うつ)気味だから夜集まる場所じゃなく、じゃあ秋の部屋でいいじゃんっても狭いし、みんなまだ18.9歳。


とにかくモンプチに集まるのだー!(°∀°)

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