47《そろそろだな》
梅田音楽スタジオ は実在。松阪市清生町にある。秋んちから徒歩約20分だよ♥
7月4日(木)AM9:55
秋は今日は松阪まで歩いてきていた。
いつもの考え事散歩のコースなんだが―――――――
秋はある建物の前で立ち止まり拳をギュッと握りしめた。実は今日はこの建物に用があるのだ。
“梅田音楽スタジオ”
セカンドストリートにほど近く、存在は以前から知っていた。そしていつか必ずと思っていたのを、ついに秋は今日この扉をくぐる!
――回想7月2日(火)PM8時at秋の部屋――
秋は自然を装い言い出した。
「なあ、俺らRUIもそろそろだよな」
七郎がキョトンとして
「何が?」
「デモテープが!」
「!」
健と七郎は目を大きくして
「秋ちゃんそれってつまり、どっかに送るって事?」
頷く秋。
「曲もだいぶやり慣れたし、健のエレキも上手くなった。だからいいんじゃねーかと」
健は今年4月からエレキを始めたのだった。
「…分かった。ついにその時だね」
「僕も入ってていいの?」
「当たり前だろ!お前はもう正式メンバーだ!」
「うん、ありがと頑張る♥」
「じゃあさ、でもデモテープってどうやって作んの?」
「レンタルスタジオで録音だろ?」
「そっか」
「俺1ヶ所知ってるから行って出来るか聞いてみるわ」
「秋ちゃん流石、頼んますっ」
(うぅ、緊張する!)
貧乏性の秋はスタジオ初めてである。
「あ、すみません、あのーここってデモテープの録音出来ますか?」
スタッフがにこやかに
「はーい出来ますよー?バンドですかー?」
「はい」
「初めてなら機材の使い方説明しますけど今日は一人みたいですね?」
「あ、録音はまた後日に。今日は出来るか確認に来たんです」
「クス、そうですかー。じゃあこっちでーす」
(うわーなんか超ハズイ)
ちょっぴり聞いたのが恥ずかしくなっちゃった秋。
その人に録音機材の使い方を教わり、礼を言って帰る。そして即メール!
〈スタジオは録音OKだぜ!ドラムは部屋にあったし、1時間毎の料金だから1時間でやるとして、3曲だな。どれやるか決めて練習な!〉
健&七郎に送信っ!
返信は…
七郎〈シーケンスとエバーグリーンとエンジェルライトがいい~〉
健〈曲は任せる。でもRUIってベースいないよね、ベースレス?それとも俺か秋ちゃんのどっちかが転向?〉
(むむ、それは俺も気付いてたけどさ)
〈じゃあ曲はシーケンス、エバーグリーン、エンジェルライトな。
ベースレスで、俺がベースっぽいフレーズも含んだギターやる。
健は専属ギター。どう?〉
返信
七郎〈ラジャー!〉
健〈別に俺がベースっぽくていいよ?秋ちゃんの方がキャラがギターっぽくない?〉
(ふ、健、それは違うぜ)
〈いや俺にやらせてくれ。比べて大人しい方がギターの方がいい!〉
返信
健〈なるほど、秋ちゃんの言いたい意味分かった。そのつもりでやるね〉
エレキギターの使い方は健には秋の部屋に来るたび教えてたから問題無い。
(4月から始めたのに健はスジがいいよなー、問題は健が自分のエレキを持ってない事…)
ちょっと悩んだ秋。
(日浦が2本持ってるから借りるか…頼めば次の路上ん時に持って来てくれるかな?)
※貧乏根性。
すぐ日浦に理由込みのギター貸してメールを送信!
返信は、熱心な応援付きのOKだった。
ついにデモテープに!頑張っ!
とゆー訳ですが、コイツらは録音に向けてまず練習頑張るんですよ(笑)なので録音はもうちょっと後です(^o^)v宜しく♪




