35【番外編】周、整備士になると決めた日
今日も番外編(*・ω・)でも次回はストーリーに戻るよ。
自動車整備工場に就職した周。そこは秋の叔父・喜与春のいる所であった。
5月30日。
今日のお昼は喜与春と一緒に外で弁当。並んで座る二人。
「ところでお前さー何でここ選んだの?」
「今さら~。それはちゃんとしてるし」
「いーって知ってるよお前が実はなんとなく斡旋されたからここ来ただけって事は」
「うっ、そんなはっきり。ここだけの話スからね?特に理由は無いッス、じゃあ逆に聞きますけど喜与春さんは何でここに?」
「俺最初ガススタいてこっちに変えたんだぜ。毎日油入れて窓拭いてるうちにふと“そうだ整備士になるか”って思ってーそれからはもう求人チェックよ。
ま、俺も動機はなんとなくだったんだよねー。
でも楽しいぜ?こっちのが慌ただしくないしな(笑)」
「そうかーでもカッコいいよね整備士」
「お前何でもカッコいい言うじゃねーかよっ」
頭小突き。
「えっ違うって!ほんとカッコいいよ!技術者じゃん!」
「おべんちゃらにゃ何も出んぞ~?」
頭グリグリ。
「キャッやめてっ♥嘘じゃないスよ!」
「ほんとかコラ、交換じゃ」
自分のタコさんウィンナを周の弁当箱に入れ周の卵焼きを食うキヨハル。周もウィンナを食べ、
「タコさん上手ッスね、うま、でも俺毎日ここで整備士の仕事見てるじゃん?なんかね、いいなーと思うんだよね最近」
「つまり最初はどうでも良かったけど今は憧れると?」
「うん。変わりたいくらい」
二人もぐもぐもぐもぐ。
喜与春がパチンと指を鳴らした。
「いーじゃねーかそれ。なら目指しちまえば?マジなら仕事の合間に教えてやんぜ?このキヨハル様が」
「えっいいのっ!?」
パアッと目を輝かす周。
「マジかー!」
「教えてキヨハルさんー!」
目キラキラ。
「いや~実は一生事務員やるかどうかで悩んでたんだよねー!やるっ!俺整備士なる!」
「ほんとに整備士でいいのかコラー!」
「教えて下せえませー!」
平伏。
「チッ。まあスキル増やすって事だしな、もしまた気が変わって転職する事があるにしても」
「本気だってば!今はマジ整備士なりたい!」
「今俺が言ったからじゃねぇのかコラ?」
また頭グリグリ。
「キャッだからやめてっ♥」
「仕方ねえなじゃあ早速今日からな」
「ほんと!?やたっ!」
ぱあっと喜ぶ周。
「フッ、俺のこと師匠て呼びな」
長い前髪をかきあげる喜与春。
「じゃあ師匠!」
「てめー軽いんだよっ」
でも嬉しげな喜与春。
「でもいーよ、周は最初なんとなくでもやるって決まればちゃんとやりきるって分かってっから。
イェー!(笑)」
「あーなつかしー!」
※中3の文化祭で秋のバンドにてU2のカバー ニューイヤーズデイ をやって周はイントロの「イェーーー!!」をやらされた。
「お前にも目標が出来て良かったなっ」
「うん」
周は涙をこらえて。
「皆夢に向かって頑張ってんのにずっと俺だけ夢無くて、ほんとはそれが辛かった」
キヨハルに泣きつく。
「ったくよー皆の前で弱音吐けなかったのかー」
喜与春はご満悦で周の頭を撫でた。
自分には夢が無い事が実はずーっと周の引け目でありコンプレックスだった…
かくして周にも目標が出来、結局師匠はキヨハルだけでなく先輩方皆様になり、何でも素直にやってみる周を面白がって可愛がり、時にからかわれながら指導を受ける周なのであった。
喜与春の顔&髪型がなかなか決まらず苦労したにゃ。顔は徳蔵(秋の父)の弟って事でこんな感じ。42才て書いてるけど間違いね。41才ですテヘ
さて作詞作曲してみたよ☆の方ですが来週新曲投下出来そうですミスメロディとゆー曲ですRUIの曲です
来週だよ見てねー☆




