33《七郎は人を呼ぶ?》
前話の続きシーン(6月10日)です。
スターライトを歌っていると、また。今度は健に、
「あれ~健君?」
「あ、店長!」
演奏をやめる。
「なに?路上なんてやってたんだねー、いつからやってんの?」
健はドキドキ
「5月1日からなんです」
「へー。あ、続けて?聴いてるから」
「はい、じゃあ…」
はにかんで健は秋と目で頷いて、続きから歌った。
歌い終えて。
「店長は何してるんですか?」
「今日は法事の帰りでね~駅にはちょっとトイレに寄ったんだ。偶然、すごいいいタイミングだったね。何曲やるの?」
「今やってるのは6曲です」
「へーじゃあ残りも聴かせてくれる?」
秋は腕時計を健に示した。
「すみません店長、帰りの電車があるからあと1曲しか出来ないけどいいですか?」
「あーそうか、君達みんな東松阪?それとも違う?」
「東松阪です」
七郎も頷いて。
「じゃあ帰りは俺の車に乗りなよ」
「え、いいんですか!」
「いいよー。そのかわり全部聴かせて。若い人のそういうのってなんかいいよね」
秋が嬉しそうに
「回数券もうかったな!」
健も
「ありがとうございます店長!」
マジ喜びのRUI3人。
歌ってると他にも数人立ち止まって、拍手を貰えた。
秋は超笑顔で
「今日は大成功だな!イェーイ」
ハイタッチを求めてみると乗ってくれる店長、3人とハイタッチ!
という訳で車で東松阪駅へ。
「ここでいいね?」
「はい、ありがとうございました」
「いえいえこちらこそ、君達すごい良かったよ?頑張ってね」
バタン、ブォー…
健がニコニコと
「にしても七郎君てほんと人呼ぶよね」
「だな、こないだも今日も人いっぱい立ち止まってくれたし。やっぱ七郎入れて正解だった」
「えー僕ってそんなすごいの?」
「鈴が加わったおかげで曲の表現力も上がったぜ」
親指立てウインクすると七郎はポッとして頬に両手を当てた。
「うん、希望とシーケンスも意外に鈴アリだった」
「うん、でも健君の2曲は必ずしも毎回は鈴やんないかも」
「そう?なんで?」
七郎は顎に軽く拳あてて上目遣いで
「だって~ギターだけで聴かすのがやっぱり本来の姿でしょ?」
秋が突っ込む
「お前健に色気出してどーすんだ」
健ははにかみ
「…そっか、でも鈴があるとさ、ほらよくある別バージョンみたいだよね。冬バージョン?」
「アハハこれから夏だ。じゃあ…どうしようかな」
悩む七郎。
秋が後ろ頭に手を組んで
「ならランダムにすれば?」
健も同意
「うん俺もランダムでいいよ」
「そう?じゃあそうする♥」
指先だけ出して口を隠し可愛い仕草。
秋は目玉おやじになる
「オイッお前今日は男だろ!」
「ハッ!そうだったつい!」
「(笑)じゃあ帰ろ。今日はお疲れ様でした」
「おう」
「じゃあねー♥」
登場してる曲は全て 作詞作曲してみたよ☆ にて投稿してるんだぜ!頑張ってんだぜ!(笑)
そちらも是非ご覧下さい(^3^)/
今日スピカは近所の雀の痴情のもつれを目撃してしまい(交尾したカップルに1羽が攻撃してメスは逃げ去りオスと攻撃してきたコが対決)、雀達にガン見されました。スピカの方が目をそらしました…




