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ドリームアイランド  作者: スピカ
プロを目指すぜ!
31/313

31《双子出来てるし》

今回のセットリストの曲は全部 作詞作曲してみたよ☆ の方に投稿済み!歌詞とか見てくりっ

 6月10日(月)、待ち合わせの東松阪駅、夕方3時半。早めのつもりで秋が行くともう七郎が来ていて、手を振って合図してきた。

 軽く合図を返し隣に行く。

 今日の七郎は小さなワンショルダーバッグをさげ、ピンクのキャップ、からし色サルエル、薄手の襟ぐり広いTシャツ、薄手のラメ入り灰色ロングカーディガン、赤いスニーカー。


「お前いつもサルエルだよな、好きなの?」

「なんかね~僕スカートで育ったから~おまたがキチッとしたズボンあんまり好まないんだよね~」

「今日もスカートだったら前みたいに女だと思われるよなーとか心配だった」

「え、何で心配?」

「ほらストーカーとか付いたらヤバいだろ」

「やだな秋ちゃんは~考え過ぎだって。

じゃあさ今日はどっちに見える?」

「それならまあ…うーん、女っぽい~オシャレ男子?」

「おお男に見えんのか!」

 腰に手を当て胸はり。

「なんだよ急に男にすんな!」

「僕としては~中性的な感じなんだよ~、それが僕の魅力なんだし?」

「あっそ。ったく、お前が今や魅力とか言うなんて」

 ※初めて会った頃は母親との関係で悩んでおりとても暗かった。

「ウフフ成長したでしょ?」

「うん」


 秋は時計を見た。七郎は

「健君まだかな」

「あいついつも40分に来るからそろそろ…あ、来た」

 自転車の健が爽やかに現れて駐輪所から駆けてきた。

「ごめん待った?」

「いやいつもの時間だぜ。んじゃ行くぞっ」

「おー」

 七郎は可愛く拳上げ。

「七郎君は今日はナナコ?どっち?」

 健が聞くと七郎は

「今日は七郎。秋ちゃんが男に見えるって言うから」

「おう、爽やかイケメン3人組じゃ」

「僕のことオシャレ男子だって」

「あー確かに(笑)」


 ギターをしょった二人とバッグひとつの七郎。3時49分の電車で津駅へGO!



 30分後、津駅前。秋が指さす

「よし、あそこら辺が日浦のポジションな」

「あー噂の」

「今日は来てないみたいだな」

「残念~早く会いたいなー」

「んじゃ早速(さっそく)始めっから」

 七郎もバッグから輪っかの鈴を取り出した。


「まずハートのモールス信号な」

「OK」


♪世間知らずだったーーートキメキーすらも

(はす)に構えてーーー知らずにいたのーーー…


 鈴が加わって華やかになった!


 セットリスト(ハートのモールス信号・シーケンス・エンジェルライト・希望・スターライト・エバーグリーン)を一巡した所で七郎が提案。

「ねえねえこれなら全部鈴出来るけど、どうする?」

「うんいんじゃない?」

「じゃあやってみてくれ!」

「ラジャ!」


 全部鈴で2巡めをしていると、前の月曜日に話してくれたカップルがまた通り、立ち止まってくれた!

 秋は喜んで

「ありがとーございまーす」

「毎週やるのー?」

 彼女が言って彼氏も

「君こないだのお姉さんにそっくりだねー?」

 すると七郎は

「あーあれ双子の妹~♥」

 秋&健は

(え)

挿絵(By みてみん)


 秋は目で訴えたが七郎はナナコを妹って事にしてしまった。

「ナナコさんはもう来ないんですかー?」

「ナナコねー僕と入れ替わりで来るかもしんない、鈴は一人でいいし。あいつもけっこう忙しいから~」

秋 (なんじゃそりゃ)

「じゃあナナコさんにも宜しくね~」

「また来てね~♥」


 二人が去ってから秋が

「おいあんな嘘必要か?」

 七郎は指を唇にあて

「んーてゆーか面白いから~話合わした。後でバラしてもいいし」

「多分あのカップルはまた来るよね」

「ったく、お前責任とれよ?」

「うん(笑)じゃあ時間無いから続きやろ?」


 続きから再開すると…


「あれ~秋じゃん!」

 元クラスメート・木村が通り寄ってきた!

 秋は軽く手を上げて返し、その曲の間木村は聴いててくれた。

「お前路上やってんの?ついにかよ!」

「悪いかよー」

「いや最っ高ー。めちゃいいぜ」

「今のは希望っていうタケの曲だぜ」

「あ、ども」

 健はペコ。木村もペコ。

「うす。あと10分だけ聴いてくわ」


 木村は腕を組んで全く動かずに仁王立ちで聴いていた。

 3曲聴いて、急に揉み手。

「すんません秋さん俺もう行かなきゃなんで」

「おうサンキュー」

「だけど、お前らマジ最っ高~!イケテルぜ~?」

 ニョロニョロくねりながら言った。ガン見する健。

 秋が軽めな感じで聞く。

「人生上手くいってっか?」

「やたい寿司♥すぐそこだから来て♥」

 七郎が笑う。

「良かったね」

 秋は友人たる木村に

「また通りがかったら寄っていいから。ほぼ毎週月曜の4時半~5時半な」

「オゲ~っ!日々・これ・吉・日」

 木村は変な動きでキメて去っていった。


 健が笑って

「面白い人だね」

「んーてゆーかただのアホだよ」

 腕時計を見て。

「あと1回出来るな」

 ※電車は5時49分

「よし、んじゃラスト」

「OK」



現実の三重県はコロナで学校とか休校が続いて大変ですね、ていうかまだ2020年の話は書いてないけどコロナは折り込みません…コロナあると話にならないから。

ガビーン(´Д`)カレンダーだけ合わした感じになります。

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