114《バンドコン直前落選ラッシュ》
直前に迫った西山堂バンドコンテストに向け練習ラストスパートのRUI。(&日浦)
毎晩秋の部屋はスタジオと化す!斜向かいの光の部屋ではひよりが遊びに来て…
「いーなーいつも練習聴こえて」
「でしょ?いつでも聴きに来てよ」
「デモ2聴いた?」
「超聴いてるよぉもぉかっこいい~」
「あたしペガサス好き」
「アキ&タケ二人で歌うよね」
「うん、“猫になりたい”はタケ一人だけどドキドキし過ぎるからペガサス最後で丁度いいってゆうか」
「アキは付け合わせかよ」
突っ込み。
秋の部屋では…通し終えて…
「ふー、もう間違わないよね」
「僕だけちょっと緊張だけど大丈夫。デモ2録音が丁度いいステップだった」
「やれる事はやったもんな。スティック回しに、ギター弾きながらのジャンプも」
むしろそっちを重点的にやった。健は
「現時点で演奏は最高点だから後まだ伸びしろはそゆアクション部分だよね」
「ヨシャ!僕もっと激しくしてみるっ」
「こゆのは練習でオーバーにやっとく位が丁度いいからな。じゃあもっかいだ!」
「ラジャ!」
「ヘイボーイズ!」
スティックでカウントして入る!エアだが頭振りや叩き方を更に派手にする七郎!
ギター二人もかっこいい跳ね方を追求して跳ねまくる!
・・・
「ハアハア、結構疲れるよね」
「まだ動きに馴染んでないからだっ…慣れると普通だぜ、ハアハア」
「そっか、くそ、修行足りねーのに本番だ」
ほほえむ秋
「今の最高でやってくれよ?」
「もち。てかじゃないと自分許さねー」
「おおっ今の発言かっこいいよ!」
「健ぅっ!」
秋が抱きつくと健も抱き返しパンパンッと背中を叩き合う二人!
そんな翌10日(木)の昼…
「にっひゃくっ万~、にっひゃくっ万~」
秋は起きがけにスマホで角川スニーカー大賞(4月1日〆切、健と出会う前に出したやつ、賞金200万)の結果を…
「無いーっ!」
そのままベッドに丸まって…
(編集から連絡無いから薄々気付いてたけど、でもっ!)
やはり落ち込んでしまう…が。
すぐシュバッ!と起き上がった。
(今落ち込んだら駄目だっ!バンドコンのモチベーションに繋がる!)
またスマホを握りしめ、
(よし、次はコバルトイラスト大賞の結果発表だっ)
プルプルしながら検索すると…
(無いーっ!)
ウルウルしながら受賞入賞作品をスクロールしていく…すると
(あ!俺の次点になってる!)
秋の目に小さく光が戻った!
「まだっ…捨てたもんじゃないよなっ…!」
その夜の練習で二人に落選を報告して…
「コバルトって初耳っ」
「賞とったら驚かそうと思って内緒にしてたの(泣)」
健は「とらぬ狸~(呆れ、でも可哀想)、でもそっか、残念だったよねー。でもほらポニーキャニオンの返事まだだし月曜はバンドコンじゃん、元気出そ」
「うん、健ありがと」
「練習ラストスパート!いっくよー!」
「おー!」
七郎の可愛い音頭に3人で拳あげ。
ところが12日は台風19号で五十鈴川氾濫警戒、松阪と鳥羽も避難準備令が出た。
なので電話で励まし合うのみで本番を迎えたのだ!
次回はやっとこさバンドコン本番です!
必ず見て欲しいです!




