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え〜、お昼寝から目が覚めまして、お・や・つ!の時間です!
今日のおやつはミルク蒸しケーキ!リベリー(苺っぽい果物)のジュースもついててもう、早く食べたいです!
「お嬢。どうぞ召し上がれ?」
食べていいんですね!?それじゃあ早速…
「いただきます!」
ケーキはふわふわで美味しいし、ジュースも甘酸っぱくてもう最高〜!
「美味しいか?」
「はい!おいしいです!!」
あ、さっきから話してるのはうちの料理長です。料理長は熊猫人族なんですけどいつも耳と尻尾を体にしまって見せてくれないんですよね。はぁ、残念です。
料理長は細マッチョのかっこいい系のイケメンなのです!イケメンにパンダ耳尻尾は可愛いのにかっこよくもあって言い表せないくらい良いんですよ!
しかも獣化してパンダには良くなってくれるのに耳尻尾は嫌っていう、よく分からないですよね。
「幸せそうな顔で食ってんなぁ、お嬢は。そんだけ美味そうに食ってもらえて嬉しい限りだよ。」
なんて言って柔らかく笑うんですよ!?何人の女の人を落として来たのかって、考えちゃいますよね!
「りょうりちょーのつくるものはなんでもほっぺがおちるほどおいしいのです!」
って言ってる間に食べ切っちゃいました…。もっと食べたかったです…。
「ジュースはお代わりいるか?」
なんですと!?勿論いるに決まってます!!
「はい!!のみたいです!!!」
「はいよ。ほらお嬢。零さないように気を付けて飲めよ?」
あ、そんな事言われたら落としちゃう予感が……。
手を滑らしましたが料理長が零さないようにキャッチしてくれました…。
4歳ってなに食べれるんですか?
教えて頂けると嬉しいです。