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わたしはユリフェナ・アルマロー。
猫人族の公爵家の長女で、猫羽人族です。わたしには前世があって日本で女子高生をしていました。
トラックに跳ねられて死んでしまったんだけど、それは神様の手違いだったので、転生する時に特典をいっぱい付けてもらいました。
容姿も神様に言った通りで、もう最高!
羽は天使の羽みたいなんだけど透き通ってて綺麗だし、猫耳も尻尾も髪と同じ白金でものすっごいふっわふわ!!
驚いたりした時に猫化してしまう以外は今の所完璧です!
因みに今わたしは4歳で、前世の記憶を10日前に思い出しました。
産まれてすぐに思い出さなくて良かったです。赤ちゃんプレイとかしたくないし…。
「ユーリちゃん?なにしてあそんでるの?」
「あ、おかあさま!いまね、えほんみてたのよ!」
「あらぁ、良い子ね〜。お母様が絵本、読んで上げましょうか〜?」
「うん!」
あ、今話してたのはわたしのお母様です!お母様は膝裏まである白金髪で紅の瞳の超絶美人な猫人族です!
美人に猫耳尻ってもう何の破壊兵器かって思っちゃいますよね!
因みにお父様が羽人族なのでわたしにも羽があるんです!いやぁ、嬉しいですよねー。
ついでに言うとお父様も超絶美人なんですよ!
あれ、男の人に美人はおかしかったっけ?
「ユーリちゃん、お眠なの?」
「うん…。なんかねぇ、おめめがしょぼしょしちゃうの…。」
そう、何だか眠くなって来ちゃったんですよね。むぅ〜困った。色々考えたい事があるのにぃ。
「今からお母様とお昼寝しましょうね〜。」
あ〜、お母様のお胸気持ち良い〜。やっぱり大っきいの良いよね。わたしも早くこうなんないかな〜?とか考えてるのに眠気が一向に去らないよ〜。
「お母様が子守唄歌ってあげましょうね〜。」
うわぁ〜お母様の声、超美声!…何だけどどうしよう眠気が我慢でき…な……い………ぐぅ。
貴族の制度とか割と曖昧なんですが、あくまでもファンタジーってことで許して貰えます…かね?
変なところがあったりしたら教えて頂けると幸いです。
ユーリの歳を4歳に変更しました。