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――聖受歴1,537年火耀月3日 雨



 案の定、碌でもないことになった。


 なった、んだが…………なんか、俺の予想の斜め上に碌でもねぇ。

 なんでそうなったんだ……?


 なんか知らん間に、吟遊詩人が野郎共から一目置かれるようになってるんだが。

 昨日まで敵愾心と嫉妬に満ちた目で見ていたはずの野郎共が、驚くほどの低姿勢な上に敬称(さん)付けで呼んでやがる。

 一体、何が起きた。


 まだ体が完全でないことと、暫く寝たきりだった、あの男。

 そのせいで歩くのも覚束無くなってやがるのに。

 火耀月に入ってからようやっと自力でなんとか歩けるようになったところ……っつう野郎が、荒くれ共に何をやったらこんな状態になるってんだ。


 知らねぇ間に砦の中で地位を確立させている吟遊詩人。

 その手腕が謎過ぎる。

 こいつ、本格的に不審人物じゃねえだろうな?





なにをやったんだろうね。



詳しく黒歌鳥主観で何があったかを書こうかとも思いましたが。

むしろそこは得体の知れない想像の余地を残した方が色々想像していただけて楽しいかと思い直し、すっ飛ばしました。

 捕捉するなら、洗脳はしていませんヨ。

 ただ野郎共に一目置かれてはいますヨ。

 あと一部の野郎共に尊敬の眼差しを注がれている。

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