1.ひつじロボ先生のご紹介!
2025年11月1日WEBコミック『マグカン』様にて連載開始!
(作画:ひつじロボ先生)
『魔術師の杖 THE COMIC』、制作中の裏話、私の感想、コミカライズから派生したSSなど。読みながら漫画を読むと、なお楽しめますよ!
「Copyright(C)2020-konayuki粉雪」
ようやく……本当にようやく!
『魔術師の杖 THE COMIC』作画担当、漫画家のひつじロボ先生をご紹介できます!
漫画家さんは昨年にもう決定していましたが、なにしろ長編ですから(汗
原作をじっくり読みこみ、漫画のシナリオとなるネーム作り。物語の導入部となる第一話、本当に時間をかけて何度も何度も書き直されたとか。
何度も「お待たせしてしまって……」と担当さん経由でお伝え頂き。
「いくらでも時間かけて下さい!」と返していました。
だって『魔術師の杖』は最初から、「これは当たるやろ」と出版社が飛びつき、コミカライズ確約で書籍化されるような作品ではなかったのです。
『MAGKAN』様は伝統的な横開きの、いわゆるMANGA。
紙書籍として出版する前提のため、ひとコマひとコマの描きこみが凄い作業量です。大変そうだし、面倒だろうし、目も疲れるし、座り仕事で体を痛めなきゃいいな……と、そっちの心配ばかりしていました。
でも第一話が完成したあとの、ひつじロボ先生の筆の速いこと、速いこと。
第二話はあっという間に完成。えっ、もう?
(あれ?もしかして……ひつじロボ先生、ずっと描きたくてたまらなかったのかも?)
そんなふうに感じて、先生にした質問の答えを、あらためて見返しました。
・漫画を描く上で好きな作業は何ですか?
「どの段階もそれぞれに楽しさはあるんですが、個人的には線画を描いてる時が、線一本一本が連なって画面が完成の形に近づくのが分かりやすくて好きな作業かもしれません」
……ひょっとして、今が一番楽しい時⁉
私の方は合間に送って下さったキャラクターたちの表情の豊かさや、画面からあふれる情感に感心しつつ、「このワクワクがずっと続けばいいのに」なんてのんきに構えていました。
「読者気分で楽しめる」と、諸先生方がおっしゃていた通りです。
書籍化は気が休まらないけど、コミカライズは楽しい!
これからもひつじロボ先生のお邪魔にならないよう、応援していきたいと思います。
で、さっそく第一話の見どころ。
・ヒロインの錬金術師ネリアの表情!
……かわいい。とにかく表情がコロコロ変わります。髪型の変化にも注目。
・冒頭で扉に現れる金文字。
実はエクグラシア文字を、小説版『魔術師の杖』のイラストを手掛ける、よろづ先生がデザインして下さいました。
コミカライズの話が来る前から、「文字を作ろう」って話は出てたのです。
『MAGKAN』様、本当に原作の世界観を大事にしてくださってて。
文字のデザインをひつじロボ先生にも共有して、ここでお披露目!
なんと筆記体バージョンもあるのです。
・キャラデザ初公開!
グレンとカーター副団長。おじいちゃんとおじさん。
この2人、ホントご注目ください。グレンの孤独さ、頑固さ、ふとした時に見せる柔らかい表情……絵が描けるって凄いなぁ。
そしてカーター副団長。あの憎々しげな表情!
小悪党ぶりがよく出ていて、見せゴマもちゃんとあります。
彼が呼びつけるオドゥ。オドゥもね、絶対みなさん気にいると思います。
「オドゥじゃん!」
期待を裏切らないオドゥっぷりです。
第一話はさらに、
キャラデザ初公開となるグレンとカーター副団長にも注目!
クライマックスは4ページ使った〝イルミエンツ〟のシーン!
小説版でイラストを担当して下さるよろづ先生にも、準備段階から色々とアドバイスを頂きました。
「本業ではいつも人がデザインしたキャラクターを描いているので、自分のキャラデザを誰かが描くって不思議な感覚です(^^)」
よろづ先生ご自身も楽しんで下さってます。彼女にも今まで何十枚とイラストを描いて頂き、ようやくひとつご恩返しができました。
今回はひつじロボ先生に、なろうの読者さんに向けて自己紹介をお願いしましたm(_)m
「はじめまして。『魔術師の杖 THE COMIC』の漫画を担当させて頂きます、ひつじロボと申します!
ネリアの可愛くて元気な所も、グレンの秘めた部分も、レオポルドのクールで美しい所も、ライアスの真っ直ぐで爽やかな所も、オドゥの底の知れなさも、ユーリの気品と大胆さも…と書き出すと描くキャラ全員出したくなってしまうので割愛致しますが…。
とても魅力いっぱいの登場人物達が織りなす物語。ネリアや彼ら彼女らの紡ぐお話を、漫画の形でも楽しんで頂けたら幸いです!今後ともよろしくお願いします!」
ありがとうございます!
よろしくお願いします!
まだまだいろいろ質問しています。
「ぶっちゃけ原作つきってどうですか?」
「スランプ脱出法は?」
その答えについては、また次回!









