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旅立ち

「おーいノエルー!!」

私を呼ぶ声がする。声の正体は私の師匠、リアム・アルガン。彼は4歳の時に故郷の大火災で両親を失った身寄りのない私を保護してくれたらしく、師匠というより親といった関係だ。

彼は錬金術で名を残すかなりの有名人らしい。私はそんな人拾われ、錬金術と魔法を教えられた。

私の魔法の適正は雷と風で速度と汎用性に優れた魔法でそれを錬金術に生かし、魔道具、銃を作り上げた。

銃は私の獲物であり正直並みの人間には負けないほどの強さがあると思っている。

「師匠、どうしたんですか?」

「おまえ狩り得意だろ?」

「まあそうですが。急にどうしたんですか?」

「もう15歳で成人するんだし冒険に出てみたらどうだ?俺は時々顔を出してもらうだけで構わないし。」

「でも冒険に出る意味なくないですか?大体冒険者のことなんてよくわかりませんし。」

「冒険者はな、国や貴族に干渉されずに動けるしおまえの獲物を奪われたりする必要もないしな。」

「それなら私に利益はありますけど。でもそれだけですよ」

「なあノエル、俺はなお前に感情を持ってほしい。そして世界の広さを知ってもっと錬金術や魔道具を発展させてほしいと思ってる。あと彼氏でも見つけて来いよ。まあ友達もいないお前には無理か。」

この師匠は何なんだ。本当に。

「分かりました。でしたら冒険者になって冒険してきます。」

「おう!何なら最強を目指して来いよ。いろんな素材や魔道具を見れる。」

最強か...なんかいいな


後にこの少女が本当に最強になるとはだれも知らない。

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