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 6 LGBT差別 性差別 *

「性的少数者に攻撃行動を起こす人たち」

「積極的に攻撃する人もいるけれど、

 必要なサービスを受けさせないなんてのもあるね」

「LGBTというのは、

 レズ、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーだったかな」

「5番目を加えたほうがいいというのもあるけど、

 団体によって5文字目が違ったりする」

「自分が性的少数者だと考えている人が、

 正当な権利を主張して改善要求する人が団結して運動しているんだね」

「でも、その分類に自分が入るとは思えない人も多いみたい」

「自分はどれだというと、それは違うという攻撃があったりする」

「悪いのは不当な攻撃をする人たちだよね」

「セクハラだよね」

「セクハラは、相手が性的少数者とは限らないね」

「平均的な男や女も被害を受ける」

「加害者のほうを性的少数者として問題にしたほうがいいね」

「被害者対策だとして、逆に攻撃行動をとるのもいる」

「性的志向とかを問題にすると、

 いくらでも細分化されて、問題が分からなくなる」

「サイコパスがいなければ、いろいろな問題が解消するでしょう」


「アウティングってのも問題になっているね」

「禁止条例を作ったところもある」

「信用して自分の性的志向を話して相談したら、

 他にばらされてしまった、なんてことになると、

 人が信用できなくなってしまうね」

「うっかり人に話せないね」

「その人が広めるような人でなくても、一人に話して、

 その人がまた一人に話したら

 それが危ない人だったりしたら大変」

「とにかく、性的な攻撃志向の人には気をつけないと」


「被害者の細かく分類するより、加害者を研究したほうが有効でしょう」

「本人が自分がどれだか表明しなければ保護されないというのはおかしい」

「悪いのは、攻撃側で、不当な攻撃さえ止めさせられれば解決する」


「そうすると、女性差別もおなじような人たちがするんだろうね」

「そう、男と女という性別で差別するんだから、

 女性は少数派ではないけれど、その場では少数だったりするわけで、

 性的少数者差別とおなじ思考パターンなんでしょう」


「女装男子なんてのがいる」

「女装が何かっての難しいかも」

「スカートは女装かな」

「男性もスカートをなんていって、

 男性用スカートを提案しているデザイナーがいるね」

「そんなのを履いたからって女装ではないね」

「スコットランドでは、男性の正装がチェックのスカートだったりする」

「なんか赤っぽいのが女子ってイメージがあるけど、好みはいろいろだろうね」

「子供用品なんか、ピンクが女子で青が男子って別れているみたい」

「トイレは女子がピンクで男子が青って決まっちゃっているみたい」

「そんな決まりはないんだろうけどね」

「女装っていっても、いかにも女子って服装をする場合も、

 単に好きな服を着ているだけってのもありそうだね」

「本人が言うならともかく、他人が女装って決めつけるのはおかしいね」

「女装して盗撮をしようなんてのはとんでもないけど」

「そんなに多いわけではないでしょう」

「女子風呂は女装して入っても脱いだらわかっちゃうね」

「女子風呂盗撮犯は女が多いらしいよ」

「そんなのに興味があるいのかな」

「裏で男が指示していたり、ネットで売ってたりするのでしょう」


「体の違和感、というとまた別の問題みたいだね」

「それは、性同一性障害といって、

 トランスジェンダーに含まれることもあるけど、

 そうでない人もいる」

「最近は性別不合と言い換えられた」

「単なる言いかえというより、概念の修正かな」

「障害とはみなさないということだね」

「ただ、自然のままがいい人もいるし、治療や手術をしてほしいという人もいる」

「誰も両方の体を経験した人はいないから、

 どっちがしっくりくるか比べるわけにはいかないから、

 難しい問題だね」

「こんなことで人を攻撃する人こそ問題だ」

「性犯罪者を、

 トランスジェンダーと同一視するような発言をすえる人までいる」


「国会では、LGBT差別禁止どころか、理解増進法案も通らない」

「反対の人数は多くないけど、やっかいな人たちらしい」


「最近問題になった宗教団体が、政治家にずいぶんかかわっていたらしい」

「選挙の応援をしておいて、代わりに性差別的な決議を自治体議会にさせたり、

 性差別解消の法改正を妨害させたり、性教育の妨害をしたり」

「性教育の妨害に熱心な政治家グループの代表が、

 その宗教団体とべったりだったのがわかって、なるほどという感じ」

「別の宗教団体でも、応援してもらっている政治家の会で、

 性差別的な文書を配っていたりしているね」

「その宗教団体は、まだそれほど問題にはされていないようだけど」

「全国組織がそれほど強いわけではないけれど、結構地元に浸透していて根強い」

「戦争中は政府を助けて、戦争反対派の弾圧に加担していたらしい」

太田 啓子/著「これからの男の子たちへ  -「男らしさ」から自由になるためのレッスン-」

     大月書店2020.8 


ジェローム・ポーレン/著「LGBTヒストリーブック  -絶対に諦めなかった人々の100年の闘い-」 

   サウザンブックス社 2019.12


日経xwoman/編「#駄言辞典  -早く絶版になってほしい-」

   日経BP 2021.6 


「SNSが作った“世論” #ジョニー・デップ裁判」

https://nhk.jp/p/docland/ts/KZGVPVRXZN/episode/te/GQ62LM1P6J/

  マスキュリストたちの悪行


濱野ちひろ/著「聖なるズー」集英社 2019.11.30

  動物性愛者について


【ノンフィクション】動物性愛者(zoophilia)を取材『聖なるズー』

【パートナー】セクシュアリティーの未来

https://www.youtube.com/watch?v=iujaMlXLcDM

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[一言] 立憲民主党の議員の発言で 「50歳が14歳と同意性行で捕まるのはおかしい。」 から色々と騒がれ、この議員は処分をうけました。 この発言は不適切かもしれませんが、 「だったら法律的にはどうな…
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