29 批判と非難
「問題があれば批判するのは当然だよね」
「それはそうだけど、侮辱語とかを使うのはおかしいよね」
「相手の属性を攻撃したりするのは的外れ」
「ちゃんと内容を批判すればいいのに、ただ攻撃だけが目的なような人がいる」
「それは実際、攻撃が目的なんだろうね」
「攻撃だけの発言というのは、改善目的なんかない。
ちょうどいい攻撃相手が見つかったとばかりに非難するだけ」
「ちゃんと批判しているのか、攻撃しているだけなのか、よく見たほうがいいね」
「問題ある人が攻撃されていると、つい、いいねを押したくなる」
「攻撃しているい方がよほど危ない人かも」
「SNSとか気を付けたほうがいい」
「自分が批判している相手や考えを攻撃している発言についいいねをしたくなる」
「敵の敵は味方なんて考えない方がいいね」
「サイコパスは共通の敵でしょう」
「サイコパスがサイコパスを攻撃していたりする」
「それは放置してかかわらないほうがいい」
「サイコパスの発言はつい批判したくなるけど、
相手が相手だと考えたほうがいいね」
「まともに批判に答えられる人ではないからね」
「いいことはない」
「かえって、サイコパスの発言に加担することになってしまう」
「悪い奴を晒すつもりでも、そういうのは批判されても痛みは感じないし、
かえって、目立って喜ぶだけだったりする」
「無言で運営側に通報して、対処は任せた方がいい」
「記録には残るようにしたほうがいい」
「内容がない、記録する価値もないようなのが多いけど」
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