18 フィジカルディスタンシング
「感染症問題で、ソーシャルディスタンスってよく言うようになったね」
「英語的にはおかしくて、
間隔を空けるのはソーシャルディスタンシングがいいらしい」
「でも、それは社会的な距離をとるって、おかしな意味になってしまうから、
WHOでは、フィジカルディスタンシングにしましょうって言っている」
「物理的距離だね」
「物理的距離を取りましょうなら、
ウイルスがうつらないように離れましょうってことになるね」
「社会的距離を取るっていうと、人間関係まで希薄になる感じ」
「だから、社会的距離を取らずに、物理的距離を取りましょうって、
WHOが言っている」
「日本はいつまでもソーシャルディスタンスって言っているけど」
「物理的距離って、感染症対策の前から防犯で言っていたね」
「子供への指導で、手の届く範囲に近づかないってね」
「できない大人がいるね」
「道を歩いているとき、異常接近する人」
「後方からきて、歩いているすぐ前に割り込んだりする」
「後方に異常に近づいたりね」
「感覚がおかしいんだろうね」
「近づきすぎるから、ちょっとしたことぶつかったりする」
「ぶつかられる方はえらい迷惑」
「もっとひどいのは、むやみと他人に触る人」
「セクシャルハラスメントだね」
「間違ってぶつかったふりをして、体を触ったりする」
「危険な人だね」
「感染症対策で間隔をあけて並んでいるところを割り込んで通り抜ける人」
「自分は怖くないのかもしれないけれど、
せっかく空けているのに、いきなり近づかれたら、
並んでいる方は怖いよ」
「エスカレーターを歩く人もそんなたぐいだね」
「歩くようにはできていないから、異常接近になったり、接触したりする」
「あの幅は、1.5人分だって」
「家族とか友達なら並んで乗ってもいいけど、他人だと近すぎる」
「その0.5人分と歩いて通ろうなんて無茶だよね」
「感染症が問題になっていて、
間隔を空けましょうなんてアナウンスがあるときに、
それでも歩いている人がいる」
「正常な距離感覚機能に欠けている部分があるんだろうね」
「他人に不快な思いをさせても気にしない」




