RE:ボーン踊り。
パカラッ パカラッ パカラッ
パカラッ
ひひぃぃぃん
「どうどうっ!」
漆黒の身体に股がりやってきた
スレンダー過ぎる脚
よく視なくとも 割り箸だった
旨味たっぷりの茄子に突き刺さって
馬にはみえない
「皆のもの、息災か!?」
「「「 ははーーーっ!! 」」」
まるで神を崇めるかのように
表を上げることは出来ない
膝小僧が 痛い 砂が混じる
「して……この度は如何様で……?」
うつ伏したまま 立ち向かう勇気
問わざるを得ずに
「何を言う、はやみゆう」
懐から取り出した醤油
まさか
これだけを言うために?
「RE:ボーン踊りであろうが!」
いつしか 辺り一面に群がる人魂
墓石に掴まり ドクロの腕が伸びる
棺桶からは 灰が舞い
ぐるぐる回る 十字架
真っ赤に染まる 月光
かっ開かれた 闇夜の瞳
「さぁ、者共。 謳えや、踊れ!!」
寝静まった 深夜遅く
百鬼夜行の どたばた騒ぎ
年に一度の RE:ボーン祭り