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二人の親密な関係(意味深)

青葉とミラさんの出会いのロマンティックな感じを少しでも皆に感じて欲しい!そんな思いで書きました!!皆さんもお察しの通り私は恋愛小説とか嫌いです!!エロゲーでもエッチシーンを絵だけ見て飛ばし読みしているくらいです。そんな私が皆さんに二人の仲の良さを伝えたくて頑張って書きました。

青葉とミラさんは非エリートと超エリートの違いはあっても似たもの同士だった。要はオタクであるということである。しかも趣味が似ていて相通じるものがあったので両者がお互いを意識するにに時間はかからなかった。


「…」

「…」


ネットカフェの個室で男女二人が間近で見つめ合っていた。先ほどまでの二人の熱狂的な会話が嘘のようであるほどに二人は見つめ合うだけで黙ってしまった。気まずくなった訳では無い。なんとも言えない微妙な雰囲気が二人の間に流れていた。こういう時は『どうするのが正しいのだろうか?』全く分からない!教えてカエサルさん!!と祈ってみるが教えてくれるはずが無い。(死者なので)



童貞殺しの見つめ合いながらの無言が続く、どうすれば良いのか?答えが浮かんでこない。このエロスな雰囲気を感じたのか息子だけは元気になり始めていた。だが、司令塔となる頭は今後の対応を巡り混乱していた。


「どうしたの?」

「えっ!?」


どうしたの?額面通りに受け取れば『話の続きをしないの?』という意味になると思う。少なくとも優しく言っているので多分そうである。だが、額面通りの対応をすれば地雷を踏む可能性が高いことは童貞でも分かる程度には場の空気は緊張していた。


「キスでもしてくれないの?」

「ええっ!?」


大胆な告白は女の子の特権である。そんな言葉が凶器となって青葉に襲い掛かって来た。逃げれないように彼女は青葉を包囲してきたのである。ここで逃げればバットエンドになるのは間違いない!


「しても良いの?」

「…」(同意を求めるんじゃない!!という怒りが伝わってくる無言の圧力)


退路を断たれた青葉はミラに恐れながらもミラに近づいていく、ミラは青葉を見つめたまま動かなかった。ミラの反応が無いので動きを止めそうになるが…それを許さない程、二人は近づき息遣いが伝わるほど近づいた。この時点で彼女が本気であることを悟った青葉はお世辞にも上手いとは言えないキスをした。


「下手ね(笑)もう一回して頂戴」


緊張が解けたのかミラさんは笑顔になりキスの下手な青葉をなじりながらも二回目のキスを要求して来た。青葉の緊張は続き、止まるほどゆっくりだった心臓は逆に鼓動を強め高鳴り出した。『どこまで行くのか?』という恐ろしい未来を感じて緊張が解けるどころか強まっていった。



二回目のキスを終えるとミラさんの表情が何かを受け入れるような感じになって来ていた。これは大変危険な事態であった、緊急事態である。来るべき時に備えて準備を怠っていたことを今更ながらに後悔する青葉だが今や遅い、夢見ていた行為に近づいている。だが男の矜持を見せるには青葉は童貞期間が長すぎたし、何よりもミラさんが超絶美人過ぎて自信の無い男には眩しすぎた。


だが、無言を許さないほど既に行為への道は加速していた。個室の部屋は意外と広かった。二人分の部屋なので広いのは当然だし、会話があることが前提の為か密室であった。ご丁寧にソファーのようなものが下に敷き詰められていたし、枕と毛布も用意してあった。そして憎い程準備の整った装備品である紳士御用達のティッシュ箱まであった。考えてみればネットカフェは今やエロと密接な関係のある場所となっていた。伏線はあったのかもしれない。それほど人の性欲をそそるのに十分な広告のポスターがトイレや通路に貼ってあったりする。ネトカフェによっては露骨な道具を置いている店も多い…


逃れられない宿命のように二人は絡み合い始めた。少しの触れ合いの後に遂に青葉はミラさんを押し倒した。


「いいよ…」


ミラさんの一言に青葉は運命に身を落とさねばならないことを悟った。


青葉は異常に豊富な知識に反比例する稚拙な技術しか持たなかった。しかし、最高に高まった雰囲気は青葉の稚拙な技術など、もはや無意味であった。


逃れられない宿命に青葉を自らを投げ捨てていくことになる。

まだまだ、青葉とミラさんの仲の良さを伝える感じが弱い気がします。これから補填していく予定、二人が地球侵攻作戦が起きるまでに何をしていたのか?を伝えていきたい。


感想等お待ちしております。

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