初めての異世界は超絶美少女の放尿シーンでした
まだ少し、納得いきませんが、ご意見を求めるために投稿します。
設定で不自然な部分があればご意見お待ちします
「ふぅー、とうちゃー・・・く?」
「・・はふぅ~・・・・へ・・?」 シャー・・・・
ゲートを潜った先で見た光景は、何故か俺の網膜に焼き付いて離れなかった。
だって、仕方ないだろ?
いきなりバス、トイレ付の浴室に出たばかりか、素っ裸で浴槽で無くトイレに座って放尿している黒髪ロングの超絶美少女だったんだぜ?しかも俺好みの色白清純タイプ。更に、図らずもバッチリ眼が合っちまったし。
歳は見たとこ俺と同じくらいの16.7歳位かな?胸は形のいい美乳ってとこだけど、ウエストがものすげえ細いからスレンダー美少女って奴だな。先端は綺麗はピンク色で、全体的に濡れているから、恐らく浴槽で寛いだ後、尿意がして、そのままトイレに直行って事だろう。
あ、そろそろ終わるかな?
今の内に脳内保存用の魔道具『盗み撮りん』でこの絵を保存しとくか。・・・後で脅し用で使えそうだ。
カシャ!・カシャ!・・・
(クックック・・・これで弱みを握ったも同じだな。)
そう言えばゲートの中に入ったまんまだったな。
俺は裸の美少女の放尿シーンを見ながらゲートを閉めた。
また開くときは元の世界で作った機械と対に成る魔道具を作れって接続すれば、ある程度の場所なら材料さえ確保できれば帰還は可能な筈だ。
チョロチョロ・・・
お、終わったかな?・・・と思って目の前の裸の美少女の顔を見ると・・・
オーノー!こめかみに青筋が浮かんでるよ!ヤバイよ!殺される!
・・・取りあえずココが何処か聞いてみようかな?
話が通じればいいけど・・・
「・・あ、終わった・・・かな? 少し聞きたいこと有るんだけど、・・・いいかな?」
「・・・へー、何かしら? 遺言ならあっちで書いてね? 字が書けないとか言うなら録音用魔道具を貸したげるからそれに入れなさい。 というか、何処から入って来たの? 女子寮に不法侵入とは大胆ね?命が要らないのかしら? それにしても、この寮のセキュリティーは完璧の筈なんだけど? もしかして、何かしらの魔法?」
ワーオ、何かしらの証拠が無いか裸のまんまでキョロキョロしてるよ。
目の保養には成るけど、後が怖いな・・・
そんでもって怖い笑顔になってしまっている予想外な口調の裸の美少女は、俺に見られながら、下腹部をティッシュで拭き、便座から上がってバスタオルの様な清潔な布を近くにあったハンガーから引っ張り取ると、淡々と体全体を拭いてから、畳まれて置いてあった下着を着け、それから洗濯籠の様な物の中からブレスレットを取り出し、右手に填めると・・・。
「『展開』。『装着』」
下着の美少女がキーワードを唱え終わると、ブレスレットと下着が反応し、体全体に魔法陣が浮かび上がって、体には純白のワンピースが、手元には光の刃が現れた。
それから、光の刃を左手で持ち、俺の方へと突きつけて・・・
「さあ、アンタは何者? ここはソイル藩立魔道学園の敷地内。更に男子禁制の女子寮。男子は隣の男子寮に入っている筈だけど? それとも魔法学園の男子生徒が魔法の転移失敗で都合よく私の個室のバスルームに突撃とかぬかす訳?」
(ん?魔道学園に、魔法学園って・・・この世界での分け方がどんなふうに成ってんのか気に成るな?俺の設定どおりならいいが・・)
「なあ、魔道学園と魔法学園の違いってあるのか?」
「・・・はぁ? アンタはもしかしてこの期に及んで記憶喪失だとか言う言い訳をする気? それとも馬鹿なだけ? この世界に於いて、魔法と魔道の違いを知らない人なんて、物心つく前の赤子位よ? 詰らない時間稼ぎをしたところで、私に葬られる事は間違いないんだから。観念してここにいる理由を話しなさい。素直に話せば一瞬で楽にして上げるわよ?・・・・私の裸を見たどころか、あんな所を見て、五体満足に済ませて貰えるとは思わない事ね。・・さあ、白状なさい。さあさあ!」
美少女が俺に刃を突き付けながら俺の事を聞いてきた。
しかしなあ、俺の事を話した所で素直に信じる事は皆無だろう。
それ以前に、今は俺の方がこの異世界の事を知りたい欲求に駆られている。
だって俺が自作した異世界だぜ?
ワクワクすんじゃん?
俺の設定がそのまま活きてて、同じ分け方なら、俺の希望通りの成長だし。
先ずは俺の専門の魔道に付いて、詳しく聞こうじゃねえか。
「なあ、聞くが、魔道ってのはその腕に付けているブレスレットみたいな物に特定の効果を付けて、それに魔力を流して発動させるって事でいいか?」
「?あまり聞きなれない単語ね。指示しす物を考えれば、この腕に付けているガレットをブレスレットと呼んだ? それなら、その通りね。単語が違う事から考えたら、やはり何処かの国から空間転移をして、時空間変性風も影響で出る所を間違えたと言った所?・・・いや、それでも不自然かな?」
少し首を傾げながらも頷いて、刃を少しだけ引く美少女
ふぅー・・
何故だか解からんが、美少女が刃を引いてくれて助かった。
まだ油断は出来ないが、折角来た異世界で出会った好みの女に、イキナリ刺されてゲームオーバーでは詰らんからな。口調を除けばドストライクの容姿だ
けど警戒をしているのは変わらないらしく、目線を外そうとしない。
バスルームに備え付けられた椅子に座ってワンピース故にかは分からないが、少し足を斜めに崩して座っている。
それでいて、まだ怒ってますと言いたげな感じで刃を俺に向けている。
この子は結構用心深いのか、はたまたこの世界の住人が皆そう言う者の集まりなのかは分からんが、未だに警戒されている事は確かだ。
「なあ、そんなに警戒しなくてもまだ聞きたいことは山ほど有るから、眼を離した隙に逃げるなんて事はしないぞ?」
「それを如何やって信用しろっていうの? 私は今さっき裸を見られたばかりよ? その非礼の侘びもまだ聞いて無いのよ? 本当なら藩主の娘である私の裸を見るだけでもヤバい位の罪なのに、女子寮への不法侵入まであるこの状況。悪ければ極刑よ?それをアンタは知らないとでも? そんな人は其れこそ他大陸の人族位のもんよ?」
(・・・? 人族? そういや、そんな設定もしたな。スッカリ忘れていたが・・・)
「なあ、参考までにこの大陸の他の国だと、どんな種族が居るんだ?」
「・・・これは本格的に、記憶喪失か他大陸、もしくは別次元の世界の人の可能性が出てきたわね。・・まあ、いいか。『収納』。もし他国の人なら国際問題に成ってしまうから殺せないし、別次元の世界の人なら、少し興味があるし他大陸の人なら見せしめの公開処刑で、ココでは殺せないしね。 この世界の常識だけでも教えるわ。・・・僅かな命かも死ねないけどね、で? 何が聞きたい?」
お、刃を消してくれて話せる体制に成ったな。
まあ、何にせよ聞きたいことは色々ある。
「じゃー、この世界の魔法の種類はどんなのがある?」
「また途方もない質問ね・・・。この世界の今までに発表されているだけでも数えきれない位の量の魔法があるわよ? 攻撃魔法に回復魔法、補助魔法に結界魔法に召喚魔法。・・・人族がそのまま使えるだけでも、まだこの他に幾らもあるし。上げて行ったらキリが無いから本当の代表的な物だけを言ったけど。 これからさらに、MAK(magica amar koa)(自動魔力吸収回路)を搭載したフリンジ(女性のみ搭乗可能な人型兵器)やダーミン(男性のみ搭乗可能な人型兵器)に乗れば、大型魔道具を使えるから、戦略の幅は際限なく広がるわ? まあ、『地下遺跡』や『天空の塔』では、MAK搭載型のは聖導衣しか使用できないけど?その代りにブレインワールドでは使用可能だけどね?」
また聞いたことの無い単語だ。
それに遺跡や塔って事は、俺の作った設定が少なくとも少しは残ってるって事か?
これは早い段階で長谷部の後継機を作ってやれそうだな。
レベルが問題だが・・・
「あと、魔力の元は何だ?」
「魔力はこの世界にいる人や動物全てが持っている力よ。この大気中に含まれている魔気を皆が吸収して力に変えるから、総称して、魔力ね。その魔力を流す事の出来る物、魔道具を作ることの出来る術を魔道具製作術と言うわ。そして、魔力を外に出すのが苦手な人が、魔道具を作って、魔道具によってその力を出す者たちを魔道士と呼んでる。」
(おお、正に俺の事じゃ無いか。)
「では、魔法は?」
「主に詠唱などで魔道具と同じ効果を使う事の出来る法ね。・・一応私も少しは出来るわ。『光よこの部屋を明るく照らせ』」
美少女が詠唱をすると、部屋が若干明るくなった。
まあ、最初からこの部屋には魔道具の光が灯っていたから、あまり意味は無かったけど。
それにしても、こんだけ部屋が明るいのに多少は光って見えたという事は、この子は結構魔力が高いのかもしれない。
一応聞いてみるか。
「少しは出来るって言ってこの位出来るなら、君って結構魔力高いの? それともここに通っている生徒は皆この位は出来る?」
「・・・自慢じゃない心算だけど、生徒の中では優秀な部類だと思うわ? 私は未だ一年生だから、三年の人達には敵わないけど。それに、魔法学園の生徒はもっと凄いし? <学園遺跡>や、<ブレインワールド>の<遺跡>や<天空の塔>で鉢合わせる場合もあるから、実力を見る場合もあるのけど、同い年の学生とならいい勝負でも、一つ上に成ると途端に勝負にならなくなるから。まあ、魔道具作りが本業の生徒に負けるような生徒が居ても困ると言うのは有るんだけど?」
本当に何やら自慢話の様だったな。
しかし、今の話ならこの子は魔道士としては同い年の学生の中ではダントツに魔力が高いって事か。
それに学生用の学園遺跡まで残っているとは驚きだな。
あれは殆ど低レベル用の遊びスペースとして各地に配置した物なんだが。
他にもブレインワールドなんて物もあるようだし。
言葉面からして、元の世界のバーチャル空間の様だが、こっちの世界での役割がどの程度の位置にあるかによっては、経験するのも悪くないな。
「その学園遺跡の攻略具合はどうなってるんだ?階層ごとのレベルも聞きたい。」
「・・・ホントに、何処まで記憶があって、何処から無いのか分からない質問ね。レベルはアンタの知ってる物かどうかは別にして、一~10階層は<初級1階位>推奨で後は10階層上がるごとに推奨レベルが一階位ずつ上がるわ。21~30階層が2階位、31~40階層が3階位と言った感じね。・・他は何か?」
「金はどうなってる? もし、ここで俺が生活する成ればどうやって稼げばいい?」
「・・・これから死ぬかもしれないのに、生活の心配?」
美少女がそんな質問をするから、俺はニヤッと口を歪ませて言ってやった。
「残念ながら、俺は死ぬつもりは無いぞ? 先ほどの刃も俺には多分効果は無いだろう。先ほどの間合いなら別だが、今の間合いなら俺が魔道具を発動させる方が早い。・・・こんな風にな?」
俺はそう言ってから、指に填めている防御用魔道具『バリーアー』を前方に展開しする。
ヴーン!・・・
そして、美少女にその強度を確かめさせてやる。
「ほれ、さっきの刃でこれを切り裂いてみろ。出来たら大人しく殺されてやる。・・ほれほれ・・。」
そして、俺がそうやって挑発すると・・・
「・・・余程死に急ぎたい様ね。いいわ、恨むなら軽率な挑発をしたアンタ自身を恨んで死んでいきなさい?・・・『展開』・・・死ねやオラー!!」
イキナリ地が出たようだな。
まるで男じゃねえか。
外見と中身が釣り合ってねえぞ。
しかし、なかなかの剣捌きだ。
真っ直ぐに正中線を一刀両断位の勢いで振ってきた・・・が。
ガン!・・・
「な!?そんな、今の一撃はタニアと同じくらいの力を篭めたのに・・。・・ではこれならどう?・・『ブレード、炎付与』・・・オラー!今度こそ死にさらせ!」
・・・またすごい口調だな。
しかも、今度は剣に火を纏わせた一撃を加えてきた・・・しかし・・
ガキン!
俺の魔道具の障壁はその程度の攻撃ではビクともしない。
この魔道具は、俺が親父から身を護るために開発した魔道具の中でも俺の愛用品だ。
自動防御機能こそ、材料の関係で作れなかったが、それ以外の機能は万全だ。
ハッキリ言って、戦争をするような軍隊にこの魔道具を卸せば、相手国は敵にならんだろう。
材料を集めるのに遺跡の中を駆けずり回らんと駄目だが。
「分かったか?俺の作った魔道具があれば、そこいらの武器では俺を殺すことは出来んのだ。はっはっはー!」
「くぅ・・・、しかし。益々わからないわ。アンタは何処の国の人?正直な話、先っきの2度目の一撃は手加減なしで行った。ハッキリ言えば、フリンジと言えども多少の斬り傷は与えられる自負のあるものだった。其れなのに、コイツの魔道具には効かなかった。・・・! もしかして、アンタってその私と同じくらいの若さで既にプロの魔道具製作師なの?」
美少女が刃を降ろして聞いてきた。
何か面白い名称がでたな。
名前から察するに、魔道具作りの専門家かな?
なら、そうだと答えるべきだな、うん!
「そうだ!俺はプロの魔道具製作師だ!」
よっしゃー!言ってやったぜ!