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彼らの登らない古塔生活  作者: うめつきおちゃ
少年が、我に帰る
26/50

プロローグ

「わたし、5階層に行ってみたい!‥です。」



通例となってるパーティ全員で朝食を囲み食後のブリーフィングを始める、まさにその時シイナが発したその言葉にみな目を丸くし彼女の方を見る。


どうやら先日のゴブリン戦を経て、シイナの中で何かが弾けたらしく、あの日以来、堰を切ったように自ら発言する回数が増えたのだ。


発言だけでなく戦闘においても今までとは違い、コチラの指示を待つよりも早く自分で考えて動けるようになった。


別の日に偶然道端であった[攻略班]を名乗るローガンのパーティで前線に出続けてるエドガワさんによると魔法使いには[魔法石への理解]が急激に深まることが稀にあるらしい。


そしてそれが魔法使いとしての自信に繋がるというのだ。


自信があるのは良いことだと思う。


しかし、ノツダの方は逆にあの日以降、少しおとなしくなってしまったのが若干の気がかりだが。

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