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彼らの登らない古塔生活  作者: うめつきおちゃ
新たな日々の階段を
21/50

朝食会議

例によって全員で朝食を取る。

昨日自分がローガンの付き添いで出てる間に素材の売却と食料の仕入れを済ませてくれたノツダ以外の3人には感謝しかない。

よくわからない黄色い何かがとても美味しいのでノエルに聞いてみると「鱈のオムレツ」と言っていた。

よくわからんけど美味いからヨシ!


食後のブリーフィングが始まると珍しくシイナが自ら口火を切った。


「昨日手に入れた魔法石を試してみたい、です。」


ガタンッ!

テーブルに思い切り手をつきノツダが立ち上がる。

シイナの方を指差しながら


「よく言った!」


ノエルから「テーブルを叩かない、いきなり大声を出さない、人を指差さない。」と3連続説教を喰らってる。

まぁ正直ノツダの気持ちが分からんでもないので少し同情してあげよう。

シイナが自分からすすんで提案したことが嬉しいのだ。


自分自身が他人のことをどうこう言えるような性格ではないのは重々承知しているが、今のままではいざという時に困るのはシイナ本人だろう。

レベルアップしておいて損はないはずだ。


「俺はシイナに賛成するよ。何ができて何ができないのか早く分かったほうが戦術に入れ込みやすいし。」


挙手をして同意する。


「私も賛成。」


ノエルも手を挙げる。


ノツダも当然ながら同意だろう。

クラマーが「じゃあ今日の散策はシイナの新魔法を試すのが目標ってことでいいね。」と言って手を叩いた。


それぞれが部屋に戻り準備をする。


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