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人のエゴと言葉という名の凶器  作者: ヨステビト
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半年後に解雇されます。

2.今の私(実態その1)


 常に笑顔を絶やさず、元気そうにしている人でも、経済的に恵まれた人でも、容姿・能力など生れながらに才能を持った人でも表の顔と裏の顔があるはずです。


 笑っているからといって、24時間365日楽しいでしょうか?


 元気そうにしていても、心身に何の異常も無く常に「元気な状態」でしょうか?


 お金に困らない人が全員「幸せ」でしょうか?


 「才能」を持って生まれたからと言って何の努力もしないで生きているでしょうか?




 私は現在地方公務員という職に就いています。

 ・不況・不景気の世の中で、働かなくても税金でお給料を貰える人。

 ・倒産することもなければリストラにあうこともない人。

 ・定年後、年金もたくさんもらえて安定した楽な人。


 というイメージが強いのではないでしょうか?



 私はサラリーマンの父と専業主婦の母の間に生まれました。


 父は倒産や転職を繰り返し、公務員は給与や待遇が良いと言い、母は結婚前は仕事を転々とし、結婚後は家計を補うためにパートの仕事をしながら家事・育児をしてきました。


 母は小さい頃から私に「結婚しても出産しても仕事を続けなさい」と言ってきました。

 女性でも経済的自立が必要だと。



 私が高校を卒業した年は丁度バブル経済のピークでした。そして1年後…崩壊し「就職氷河期」という言葉が初めて使われる時代に入りました。



 両親の言うとおり私は公務員になりました。


 しかし、そこには両親の知らない世界がありました。

 そして、安定した職業と言われていたはずが、今年(2009年)4月の法改正により、私は半年後に「解雇処分」を受けることになりました。


 学校を卒業してから十数年…。私に残されたものはある程度自由になるお金と時間があっても「楽しむことができない」という「今」でした。



 

 失った多くのもの、そして一生抱えていかなければいけない問題。



 しかし私は絶望することも不幸になることもないでしょう。

 初めから何も期待していないし、幸せになりたいとも思わないからです。(喜びや楽しみ、幸せに対する感覚すらないのです。)



 社会一般から見れば、何の問題もなく生活している私という人。

 しかし、それはあくまでもごく表面的な「仮面をつけた私」「鎧で全身を覆っている私」でしかありません。

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