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君は、僕の理想の女性には少し足りない。

作者: 七瀬
掲載日:2020/10/10







僕の事が好きだという女性ひとが現れた。

僕みたいな、冴えない男でも女性ひとに好かれるんだと

改めて感じた日だった。




・・・でも? そんな僕でも“理想の女性”は変えられない!

僕の理想の女性ひとじゃないと? 付き合わないし!

好きだとも思えないからだ!



僕を好きだと言ってくれた女性ひとは、、、?

僕の理想の女性ひとじゃない。

金髪に、ピアスをしていて派手な格好の女性ひと

言葉遣いも悪いし、彼女の癖は、言葉の最後に、、、。

【なんていうか?】と言うんだ。




僕みたいな男が、女性ひとに何か言える立場ではないが?

彼女は、完全にないと思った。

僕は、彼女に返事をするのが早い方がいいと思い。

直ぐに、彼女に僕の気持ちを伝える。



『・・・ごめん、君は僕の理想の女性ひとじゃない! 悪いんだけど?

僕は君とは付き合えないよ。』

『どうしてよ? 私の悪いところがあるなら、直すわ!』

『取り合えず“金髪とピアス”をどうにかしてほしい! それが直ったら?

また考えるよ。』

『・・・うん、しょうがないな~分かったわ。』




僕は、彼女に僕の理想の女性ひとにはなれないだと高を括っていた。

それに? 彼女だって! 自分のスタンスを変えたくない女性ひと

に違いないと思っていたからだ!





・・・でも?

数日後、彼女は黒髪にピアスも付けづに僕に会いに来た。



『どうかな? 少しは、貴方の理想の女性ひとになれたと思う?』

『・・・ううん、少しはね? でも、その言葉遣いも直さないと!』

『分かったわ。』

『・・・・・・』




彼女は、素直に僕の言う通りにしていく。

どこで学んでくるのか? 礼儀作法や道徳基準もしっかりと身につけて

僕の前に現れる。



僕の出す課題を! 彼女は、どんどんクリアしていくんだ!

こうなってくると? 何故、そこまで僕の為にしてくれるのか?

彼女は、既に僕の為に変わろうとしてくれている。

【僕みたいな男の為に、どうして? そこまで、、、。】



僕の方が不安になっている時に、彼女から僕はこう言われたんだ。



『子音君は? 理想が高いと子音君の友達に聞いたのよ! 私ね?

子音君の事がずっと好きだったから、、、。』




彼女の優しい眼差しを見ながら、僕は少し後悔していた。

僕の理想の女性ひとに、彼女をさせてしまっていいものなのか?

ありのままの彼女を、僕は受け止めてあげるべきではないのか?

既に、僕は彼女の事を好きになっていた。





そんな僕を、彼女は知ってか知らずか?

僕にこんな事を言う。



『・・・もし? このまま貴方が、私の事を好きにならないなら?

貴方の前から私は姿を消すわ! でも? 少しでも私の事を好きだと

想ってくれているなら? 私の事を、もっと見てほしいの!』

『・・・・・・』




・・・僕は、何も答えてあげれなかった。

僕の心は不安定で、想いを強めれば消えてなくなりそうなそんな気が

したからだ!





・・・でもね?

彼女が、僕の前から居なくなるという選択はなかったんだ。

だから! 僕は彼女に日にちを置いてこう言った。



『・・・僕は、日に日に君を好きになっているんだ! だけど?

まだ、自信がない! でも君を何処にも行かせたくないんだよ。』

『・・・うん。』





気が付けば?

君が僕の理想の女性ひとになってしまったね。

これからも、ずっとずっと僕の傍に居てほしい。

僕の為に、君が理想の女性ひとだから。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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