表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神流之艇界 平和島の神流  作者: 東武瑛
8/8

再会

神流は帰郷するレーサーの通る場所で安藤麗子を待っていた。

出待ちのファンが何人かいる。

ここを通るレーサーにプレゼントを渡したりサインを貰うのが彼らの目的だ。

だが、神流の目的は安藤と話をする事だった。

元々、神流はボートレーサーになるため、試験に受かり研修所に入った。

そこで安藤麗子とは同期生だった。

二人にほのかな愛が芽生えた。

しかし、研修中、事故で大ケガをした神流はレーサーになる事を断念した。

安藤が通りかかる。

神流は「麗子」と声をかける。

安藤は驚きの表情を浮かべた。

「惜しかったな」神流が言うと安藤は「練習不足だから仕方ないわ」と答えた。

「次は何処で走る?」

「桐生よ」

「じゃあ、また応援に行くよ」

神流はそう云ってバス乗り場に向かった。

その後ろ姿を麗子は見ていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ