翌日も平和島で
その夜
神流はアパートで明日、開催される平和島競艇の出走表を見ていた。
明日は準優勝戦がある開催される。
「うーん。難解だな」
神流はそう思いながら印を附けていった。
そのうち、うとうとと眠りの世界に入って行った。
翌朝
神流は京急平和島駅からファンバスに乗り、競艇場に向かった。
専門紙を読み、レースの展開を推理しているとバスは競艇場に着いた。
出走表を手に競争水面に行くと第1レースが終わった後だった。
2レースは見送り食堂でカレーを食べ腹ごしらえした。
舟券を買わず2レースを観戦する。
一号艇から券は売れ、三連単の一番人気は135で8.9倍だった。
123456の枠なり進入でカドは4号艇。
ほぼ一線に並んだスタートで一号艇がイン速攻を決め、続いて3と4が捲りに出た。
バックストレッチは1と3が並走。1が2マークを先マイ。3に二艇身差をつけトップに立った。
結果は134で12.7倍の配当に終わった。
3レースの展示航走を見て神流は二連単6の二着で流し買いした。
舟券を買うとタバコに火を着け、レース開始を待った。
やがて6艇がピットアウトしレースが始まった。
神流は2マークからレースを観戦した。