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プロローグ

 拙い文章ですが楽しんで頂ければ幸いです。サブタイトルを「1」から「プロローグ」に変更致しました。

 何気なく教室から窓の外を見ていたら曇り空の間から太陽の光が差し込んだ。先程まで雨だったのだが…この調子ではすぐ晴れになるだろう。雨が好きな身としては少し残念だ。まあ、仕方無い。本の続きでも読むか。

 俺が今読んでいる本は、異世界召喚された主人公が俺TUEEEする小説だ。ある日突然教室から異世界召喚されるのだが主人公だけ才能が無く周りから突き放される。しかし実はとんでもない能力を秘めていて、恨みのある奴らに復讐していく、っていう俺好みの小説で結構気にいっている。俺もこんな風に異世界召喚されないかなー。

 …考えに没頭していて気づかなかったがクラスメイト達がギャーギャー騒いでいて五月蝿い。…あれ?なんか光ってね?うわぁ、バリバリ魔法陣あるよ、もしかして、異世界召喚?大変だなぁ、って他人事じゃなかった。あ、光増してる、眩しっ!眩しっ!…なんか意識が薄れていく…。


──────

────

──


 ハッ!知らない天井だ…。ってふざけてる場合じゃない。ここって異世界…だよな?壁には高そうな彫刻が彫ってあり、天井にも高級そうなシャンデリアが吊り下げてある。…ほぼ確定だな、恐らくここは城の一室。今はクラスメイトしかいないが、しばらくしたら誰か来るだろう。

 クラスメイト達はまだ寝てるみたいだし今は、男のロマン、かどうかは知らないがステータスを確認しよう。異世界、ステータスがないと始まらない!ということで…ステータスオープンって念じればいけるか…?っと、目の前に半透明の板みたいなものが現れた。どうやら念じればいけるらしい。


────────

佐倉(さくら) 颯馬(そうま)

Lv01 age16 HP24/24 MP48/48

《水魔法Lv01》《氷魔法Lv01》

《雷魔法Lv01》《必要経験値減少》

『魔導の才』

────────


 なんか、普通だな、うん。いや悪い訳じゃないんだけど、魔法使ってみたかったし。もしかして俺ってモブポジションなのか?右も左も分からない中で鑑定がないのは痛いが…まあ、気にしないで置こう。

 そうこうしている内にクラスメイト達は大体起きたようだ。また騒がしくなっている。ステータスは確認したし、後は誰かが来るのを待つぐらいしかやることがない。流石に此処で魔法をぶっ放すってのはアウトだろうからな。座禅でも組んでおこう。……〔スキル《瞑想》を手に入れました。〕なんか手に入れた。スキルって案外簡単に入手出来るのか?

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