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エッセイ

日本方言愛好家しいなここみ

 どうも。日本方言評論家であり、日本の方言愛好家でもある、しいなここみです。


 私の現在の職業は運転手。

 長距離も走ります。

 今のところ南は熊本から北は仙台まで。

 初めて訪れる町を眺めるたび、思います。


『どこへ行っても同じ店があるなぁ……』


 コンビニ、イオン、ファストフード、ファミリーレストラン、メガネ屋さんもペットショップも……地域特色なし。


 もちろん地元のお店もたくさんありますが……


 たとえばスーパーマーケットに入っても、なんだか自分の住んでる町のスーパーとそんなに変わり映えしない。

 それどころか見慣れない外観にわくわくしながら入ってみたらセブン&アイ系列だったりする。


 お土産物も似たりよったりで、珍しいものはそんなにない。


 あ……。関東にある『すあま』なる未知のお菓子は食べてみたくはありますが、今のところまだ出会えていません。関東でスーパーに入る機会がないので。コンビニには売ってなかった……。




 どこへ行っても日本全国変わり映えしないのですが……

 楽しみもあります。

 その土地の方言を耳にした時は、『ああ……、遠くへ来たんだなぁ』と思えて嬉しいのです。


 昔の人に比べて方言もきつくなくなってきているとは聞きますが……

 それでもやはり濃い訛りに出会って、嬉しくなりながらも意味がわからなくてコミュニケーションに困ったりすると……楽しい。

 熊本のお兄さんの「なんとかばってん、なんとかくさ」みたいなのは全国的に知れ渡ってる方言だからか、濃くても聞き取れました。

 茨城で「〜べ」みたいなのを聞いた時は「ああっ! 本当にだべだべ言うんだべ!」と感動しました。




 さて私は五種類の方言を使いこなします。

 伯耆弁、出雲弁、偽関西弁、下関弁、岡山弁です。

 っていうかあっちこっち移り住んだので、どこの言葉でもなくなってしまいました。


 それでも関東で「〜やん」「ちゃいますよ」とか私が言うと、「おおー! 関西弁だべー!」と感動してもらえます。

 ごめんなさい。生まれは山陰なので、関西の大学に通っていた時に身についた、これ偽関西弁なんですm(_ _)m




 日本全国どこへ行っても同じような店があるけど、セブンイレブンの中で耳にする言葉には地方色があって楽しい。


 伯耆弁で「まー、がいにおべーよーなことしちょってからに」みたいに喋る地方タレントさんのテレビ番組を神戸っ子の友達に見せて、見下した笑いをされたことがありますが……


 方言、消えないでほしいな。


 方言って、いいものですよね?


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― 新着の感想 ―
[良い点] ワシの田舎は語尾が「~っぱい」というので、「おっぱいはおっぱいぱいっていうの?」とよくからかわれますが、「おっぱいがあるときは、おっぱいあっぱいっていうよ」と答えます。 「おっぱいぱい」と…
[良い点] 方言はいいですよね! 下関弁と聞いて親近感! 方言フォーエバー!
[良い点] こんばんは!栃木弁バリバリのサファイアの涙です。 いや~、「方言」と聞いて、ニンマリしながらやってきましたよん。  方言って、ほっとしますよね。 残念ながら、栃木県内でも、私のような…
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