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魔法を使ってみよう1

身体については今はこれくらいにしておこう。


次はいよいよ《スキル:全魔法適正》についてだ。

魔法適正・・・文面通り全ての魔法に適正があるって事だよね。つまりどんな魔法でも習得可能なわけだ。これってひょっとしなくてもとんでもないチートスキルなんじゃ・・・


ただ問題は現状魔法なんか使えないし、使い方も分からない。これは“使おうと思えばどんな魔法でも使えるが使い方を知らないと使えない”ことを意味する。


私もオタクの端くれなのでこの手の作品は少なくない数触れている。その辺も理解はある。


この世界の魔法の法則がどうなってるのかは分からないが(オタ知識での)傾向としては最初に魔力を感じ取れないと魔法は使えないことが多い。


前世の感覚だと「魔力?そんなんわかるか」とか言い出すところだがここは異世界で私の身体も人とはだいぶ構造が異なり感覚も違っている。何よりさっきから前世では感じたことの無いような説明し難い感覚がしてるのでこれは楽勝だと思っている。


なので早速試しに目を閉じ自分の身体の中にある魔力を感じ取る練習をする。


すると早速自分の身体の薄皮一枚、もっと言うとシーツの内側をなにかが巡る感覚がある。おそらくこれが私の中の魔力だ。


次は自分の外の魔力を観測する。自分の魔法を観るのと同じ感じで外に目を向ける。(実際に目で観てる訳では無い)


すると周りになにか薄い膜のような、それこそシーツのようなものが辺りに漂っているのを感じる。(表現が自身の姿に引っ張られすぎているような気がするが気にしないことにする。)


これでおそらく魔力を感知することはできるようになったはず。


次は魔力を思った通りに動かす練習が必要だと思う。

外の魔力を動かすのは難しいと思うのでまずは自分の内側の魔力を動かす練習から始めよう。


まずは自分の魔力を感じとって・・・そこから動かす!!・・・手がバッと動いただけだった。


うーーーーん。なかなか難しいぞこれ。観察する方に意識が持ってかれて動かそうとすると無意識に身体の方が動いてる。


観察するのに慣れないと駄目なのかな。しばらく観察に専念するか。


そう思い自分の魔力に目を向けてしばらくボーッと過ごす。



・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・


ボーッとしながらふと、“あれ、魔力の流れってなんか水の流れに似てるな”と思った。

まだ魔法は使えません

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