54 まさかのお馬鹿さん
オリビアと別れた後にそのままギムさんの所に来ました。珍しく何か作っていますが、よく考えたら、ギムさんが仕事をしている姿を見るのは初めてです!
毎日の様に飲んだくれている姿しか記憶にないのですが、炉で剣を打っているいるのって、如何にも武器を作っている感じがして良いですね。
私が作ると、魔法でイメージを構成して作るだけなので、努力している欠片もありません!
区切りが付いたのか、こちらに気付きました。ちょっとおっちゃんがカッコいいと思ってしまいました。
「こんな時間にどうしたんだ? それに珍しくお目付け役の娘がおらんが?」
カミラは今頃はエルナの鬱憤晴らしの生贄になっています。完全に私とセットの扱いですね。
「カミラはエルナとじゃれ合っています。ちょっと聞きたい事があるのですが、良いですか?」
「構わんが何が聞きたいんじゃ?」
「武器や防具の鑑定についてです。どうも、大会で私の作った剣を触れてもいないのに、詳細を知る事が出来ると聞いたのですが、ギムさんも可能なのですか? 私は接触しなければ詳細を知る事が出来ないし、ギムさんも以前は私の剣に触れていましたよね?」
「そう言う事か……別にわしにも触れなくても見る事は出来るぞ? お前さんの剣に触れたのは感触と持った感じが知りたかっただけだからな。わしの鑑定は生物ではなく物に対して有効と言うだけだ。唯一見れないのがエレーンの持っていた大剣だけだが……勘なんだが、あの大剣は生きているのではないかと思っている」
「なるほど……では、ギムさんから見てエルナの剣はどう思いますか?」
「使い手を選ぶが、高ランクの剣士が欲しがるような能力になってきたな。あれで嬢ちゃんの魔術の適性が高ければ、かなり応用の効く武器と言えるだろう」
「ギムさんに作る事は可能ですか?」
「最初から材料と時間があれば可能かと思うが、簡単には無理だな……魔術だけで、作り出せるお前さんがおかしいと言っても間違いはないぞ?」
おかしいとか言われてしまいました。本来は時間と労力を掛けて作る物をあっさりと作り出しているので、否定は出来ませんね。
「大方、シュタイナー家の嬢ちゃんに警告でも受けたと思うが、気付く奴は気づくだろうな。まあ目くらましの為にわしも作っているのだが、その辺に出来ている剣なんて、お前さんが作りそうな物だろ?」
立て掛けてある剣を手に取ってみると、確かに私が作るマナ依存の武器ですね。
「私でも振り易い良い感じの剣ですね」
「お前さんの作った物を元に、近い物を作って流しているので、わしが作ったと勘違いしてくれると良いのだが、馬鹿な奴らにシノアが作った物に匹敵する物が渡ったら危険だからな。まあ、そんな事はないと思うが」
「目立ちたくはないので、製作者はギムさんの方が私は助かりますが、ギムさんは大丈夫なのですか?」
「まあ、これでも昔はそこそこ名の売れた職人だったので問題はないが、シズク嬢ちゃんの作った防具の方が問題だな……正直に言うと付与のイメージが全然違うので、わしの作った物より高性能になるんだ。いまはサラが誤魔化しているが、ヴァレンタイン家がその技術を独占しているとか言われていて、レートの奴も王宮で苦労しているんじゃないか」
「シズクがそんな迷惑を掛けていたなんて知りませんでした。注意した方がいいですよね……」
好きにさせていますが、流石に迷惑になっているのでしたら、控えるように言わないといけません。
「いや、構わんだろう。代わりに、問題無い物は流しているので、取引でも儲かっているみたいだし、例の御庭番とか言う奴らが増えていくので、この屋敷の警備は他の貴族の奴らには手も足も出ないようだしな。この国は、王家と言ってもそこまで強く命令する権限を持っていないので、力を持っている貴族を強制する事は出来ないから、女神様の橋渡しをしている象徴みたいなもんだな」
「随分と権力が無いんですね。他の国もそうなのですか?」
「東方のグラント王国は、王が自ら国を指導しているからこの国とは逆だし、西方の神聖ヴァリスは、女神が自ら統治する国家でなんたらとかいう宗教の信仰国家だから、狂信者レベルの奴が多いから行きたくないな。一番やばいのが北のロードザイン帝国で、常に軍事力を高めているらしいので、いつ攻めて来てもおかしくはないんだが。最低ラインがわしらレベルなので、上にどんな化け物がいるか想像も出来んが、魔王ザインが先の大戦で痛手を受けたので、傷が癒えたら攻めて来ると言われている」
宗教は良いとして狂信者とか怖そうですね。
どうも帝国が最初に攻めて来そうなのですが、ザインだけは普通に魔王なんですね?
「魔王ザインだけは、普通に魔王としか名乗っていないのですね?」
「文献によると最初に魔王と名乗った神らしいぞ。後は、それぞれの特性を冠した名前を名乗っているらしい。話が逸れたが、今のうちに少しでも良い物が作られるのは問題は無いので構わんだろう」
「もしかして、不可侵条約の期限が切れる日が近いのですか?」
「誰から聞いたのかは詮索はしないが、数年の内との噂だな。詳しい事は国民に知らされていないから、貴族の奴らが頑張って兵力を整えようとしているが、厳しいだろうな」
「もしもですが……私の持っている知識を広めれば、少しは役に立つのでしょうか?」
「シノアよ……確かにお前さんは失われた魔術を多く知っているので、それを広めてしまえば強力な魔法国家にする事が出来るかも知れないな。あのキャロという娘を見ていると短期間で強力な魔術師をお前さんは育て上げたが、それを全ての者にするつもりなのか? そんな事をすれば、お前さんはこの国の中枢に組み込まれる事になるか、利用される事になるだろう。まあ、この国に肩入れするのは、ノアが決して認めないだろうな。あいつの目的は使徒を狩る事らしいので、この国だって例外ではないだろう」
えっ!
ノアに目的が有ったのですか!
「ノアの目的が使徒を狩るというのは、本当なのですか? 説教ばっかりで、何も教えてくれないのですよ!」
「確証は無いが、そんな事を言っていた事があったからな。もしかしたら、カミラ嬢ちゃんは知っているかも知れんぞ? まあ、教えてはくれないだろうが、確か可能な範囲は答えてくれるんだろ?」
「2人の時にそれとなく聞いてみる事にします。答えられない事は制限を掛けられているみたいなのですが、カミラって真面目だから行動でバレバレなんですよね。本人は秘密にしているつもりなのですが、隠し事が出来ないのですよね。尤も、私には感情の動きで大体わかるので、推測は出来ます」
「まあ……そうなんだが、あの嬢ちゃんも苦労しているな。シノアよ、からかうのも程々にしておかないと流石に可哀想になってくるぞ? あの先生もわしの所に飲みに来るんだが、泣きながら愚痴を言いっているから、わしも対応に困るわ……」
カミラは、私の子守りとか言っているから、ついいじめたくなってくるんですよねー。
しかし、アイリ先生はこんなに恵まれた環境になったのに愚痴とか言っているとは、一体何が不満なのかしっかりと聞く必要がありますね。
おっちゃんの所で只酒まで飲んで迷惑を掛けるとか、面白いお仕置きでも考えておきましょう。
「また悪い事でも考えている顔をしているな……この王都に来てから、段々と性格が歪んできたが……学園というのは、ろくでも無いところだな……」
おっちゃんに酷い事を言われています!
こんなに素直な良い子なのに性格が歪んでるとか、私の常識がおかしいのでしょうか?
「私は、昔と変わっていないと思うのですが?」
「昔のお前さんなら、人をからかったり、難癖をつけてお仕置きとかしないと思うぞ? 少々極端な所が有ったがいつも相手の事を心配したり考えて行動をしていたな」
「それは……何故かやってみたいと思う気持ちが止められなのです」
「まあ、根本的な所は変わってはいないが、エレーンの言い草では無いが、悪知恵が働くようになっただけとも言うな。まあ、もう少し手加減をしてやりな」
うーん……そう言われてみれば何となくわかる気がするのですが、その方が良いと心が思うのですよね。
セリスやカミラの事もあんなに責任を感じていたのに、今では、当然と思い始めているのです……どうして?
私が黙り込んでいると扉がノックされるのですが、この声は!
「カミラです。夜分遅くに申し訳ありませんが、そこにシノアは居ないでしょうか?」
扉の向こうから、なんか負の感情を感じます!
ちょっとどころか、かなり怒っている気がします!
「どうするんだ? えらく機嫌の悪そうだが何をしたんだ?」
「ちょっと、お茶目な悪戯をしたのですが、そんなに怒る必要は無いと思うのですが……」
「シノアなら、いるぞ」
ちょっと!
どうするか聞いてきたのに、あっさりと売りましたよ!
おっちゃん、酷いですよ!
返事を聞くと扉が勢いよく開けられました。なんかめっちゃ怒っています!
「ここに居ましたか……探しましたよ? あれは一体なんのつもりでしたの?」
話し方は静かなのに威圧されているみたいだし……ちょっと、目が怖いです!
「か、軽い悪戯じゃないですかー。そんなに怒ると美人なのが台無しですよ?」
「半日も壁に封印されて、暗闇の中に閉じ込めたあげくに、様子を見に来てくれたエルナ様に私のお尻を100回も叩かせる事が軽い悪戯ですか?」
「つい思いついたので、実行したくなったので……」
「シノアよ……不死身になったと言っても若い娘に酷い事をするな。お前さんと違ってカミラ嬢ちゃんは精神面が弱いから、やりすぎだと思うぞ」
おっちゃんも呆れながらカミラの味方になってしまったようです。
「だっ、だって……カミラが言いたい事を言うからついお仕置きがしたくなってしまって……忘れていて放置していたのは謝りますが……」
「とにかく! 私はあの後にエルナ様に叩かれまくって、貴女が私の感度を調節したお蔭で、恥ずかしい掃除までさせられました! さらにエルナ様の前で癒せないから、痛みに耐えてお風呂に入る事になりました!」
「確かノアに対価を払って聖魔術が使えるようになったんだから、使えばいいのに……別に才能に目覚めたとか言っておけばエルナは信じますよ?」
「あの状況で話せば嘘だと見抜かれます! エルナ様は勘が良いので、話をするなら平常心の時に話さないと絶対に信じません!」
「勘が良いから、普段でも無理と思うけど?」
それは、冷静な時なら騙せると言っていますが、カミラって、隠し事をする時は絶対に目を僅かに伏せる癖があるから、ばれていると思うのですが?
腹黒のエルナは、気付いていても知らないふりをしますから、多分気付いていますよ?
カミラもまだまだエルナの事がわかっていませんねー。
ついそんな事を考えていたら、気に障ったのか私の両肩を掴んで、揺すって来ました!
「貴女に後悔をさせないように私は毎晩必死で努力をしているのに! 貴女は、どうして良い子になってくれないのですか! 私がこんなに思っているのに!」
ちょっとカミラが壊れてしまいましたよ!
一体毎晩何をしているのか知りませんが、ノアに特訓でもさせられているのでしょうか?
かなり精神面で参っているみたいですね……私と接触しないで寝れば良いはずなのですが、カミラの方から絶対に絡めて来るから、朝まで絶対に接触しているのですよね。
私も介入したいのですが、方法がわからないので何とも出来ません。
しかし、いきなり良い子とか、何を言っているのでしょうか?
何を思っているのか知りませんが、まさかカミラも百合に目覚めたのですか?
泣きながら怒っているので、これ以上は適当に答えるとまずいです。
「ちょっと、何を言っているのですか? 取り敢えずお尻の件も含めてカミラの気の済むまで謝罪しますから、もう許して下さいよ」
「本当ですね?」
「カミラが私のお尻を叩きたいのでしたら、気の済むまで叩いてもいいですよ?」
「おい、やるなら違う部屋でやってくれ。お前らのお仕置きごっこはもう見飽きたしな」
おっちゃんは、呆れながら仕事に戻って行ってしまいました……私を助ける気はないのですね……。
「痛みに慣れ過ぎて感覚が麻痺しているシノアを叩いても大して罰になりませんので、貸しにします。どんな事でも私のお願いを必ず聞くと約束して下さい」
「えっー……変な禁止とかされるのは嫌ですが……」
「わかりました。禁止とかはしませんので、何か決める時に私の意見に3回だけ必ず従って下さい」
「どうして3回なのですか?」
「私を放置した事とお尻を叩かれた事と掃除をさせられた事です。それとは別に私が漏らさないようにして下さい」
「漏らしたのは自己責任だと思いますが、仕方ありませんね。回数は納得しましたが、それはだけ絶対に解除しません! 例え鞭で打たれても嫌です!」
「下らない事を……そこまで私にさせたいのですか……では、感度だけ戻して下さい。敏感にしている事はわかっているのですから、すぐにわかりますからね?」
仕方ありませんね……お漏らしをしないカミラなんて、面白く無いですよ。
しぶしぶカミラに触れて、元に戻しましたが、近い内にオムツを穿かせる罰でも仕向けましょう。
私は反省など絶対にしませんからね!
「それはそうとして、さっきの良い子とか何か言ってましたが、どういう事なのですか?」
「何の事かわかりません? そんな事を私は言いましたか?」
さっき自分で言っていたのに恍けています。その内に話すように仕向けましょう。
こんなわかり易いのにばれないと思っているカミラって、可愛いですね。
「まあ、いいんですけどね。明日は、無意味な模試とかさっさと終わらせて、地下の続きがしたいですね」
「貴女も少しはちゃんと勉強をするようにしないとダメな気がします……ノアさんにお願いをして共有を切ってもらった方が良いかも知れませんね……」
共有?
「なにそれ?」
「シノアは、どうして自分にすごい記憶力があるのか疑った事は無いのですか?」
「えっと……生まれ変わった特典とか?」
「貴女のその記憶力は、ノアさんの力です。彼女は無限に知識を欲しているので、貴女を通して吸収しているだけなのです。記憶を共有しているから、知識が有るだけなので、ノアさんが知識の共有を遮断してしまったら、元の貴女の記憶力しか無いので、今までの書物の事を覚えていられますか?」
「それが本当でしたら……テストで最下位を取る自信がありますね……下手したら文字の読み書きも出来なくなるかも」
「一度試して見ましょうか?」
「結構です! そんな事は、ノアに頼まないで下さいよ!」
カミラが意地の悪い笑顔を浮かべたと思ったら、突然肩を掴まれてキスして来ました!
やっぱり百合に染まって来たのですね!
ちょっと舌遣いがやばいです!
しばらくしてから離してくれましたが面白そうにこっちを見ています。
「さっきの思っているとかいうのは、カミラもそっちになってしまったのですね……エルナと同じで私が好みなのですか……」
「違います。ちょっとここに私の名前と家名を書いて見て下さい」
「カミラのフルネームですか? わかりましたが……あれ? 書けないというか文字がわからないのですが? もしかして、さっきのキスで私に何かしたのですか!」
「仮にもノアさんに子守りを頼まれているのですから、貴女に関渉する権限は貰っているのですよ? ちょっと方法が問題ですがこれで明日の模試は0点確実ですね。お馬鹿さんになった感想は?」
「ちょっと! 成績トップから最下位に転落してしまいますよ!」
「ついでにこの本が読めますか?」
学園から配布されている教科書ですが題名すらわからないし中身も全く読めません!
「全く読めない……」
「エルナ様に勉強をさせておいて自分はお馬鹿さんになってしまうのはどうなのでしょうね?」
何も言い返せません!
カミラは楽しそうに見ていますが、すごくムカつきます!
なんとゆう事でしょう……いくら思い出そうとしても勉強に関する知識が全く思い出せません!
他の事を思い浮かべても勉強に関する知識だけがが綺麗にさっぱりと消えています!
ノアは一体どれだけの事をカミラに教えているのでしょうか?
これでは、どっちが主なのかわかりませんよ!
「これでは、何にも出来ないので、元にもどして下さい!」
「シノア……貴女がいつもアイリ先生にやらせている必殺技とお願いが聞きたいですね?」
まさか土下座ですか!
あれをしながらお願いするとか屈辱的なのですが!
しかし、このままでは明日はお馬鹿さん確定です。
ノア以外に土下座をするのは初めてですが、仕方ありません。
「心から反省しますので、お馬鹿な私を助けて下さい……」
「私もよくしていますが、ノアさんの気持ちがわかりました。気分も晴れたましたから、仕方ないので戻してあげますが、ちゃんと反省をするのですよ?」
私の顎を引き上げるとまたキスして来ました。悔しいのですが気持ちも良いという複雑な気分です。
カミラに土下座をさせた事は無いと思うのですが、もしかしたら、ノアにいつもさせられているのかも知れませんね。
何とか文字も書けるし、色々と思い出せるようになりましたが、恐ろしい権限です。
「ちょっとカミラって、私の知らない事もいっぱい知っているし、こんな権限まで持っているとか……どっちが主なのかわからなくなって来ましたよ?」
「シノアは、私の可愛いご主人様ですよ? ただノアさんに色々と対価を払っているので、ちょっと貴女の知らない事も教えてもらっているだけです。貴女に関渉する方法を得るにはとっても苦労しましたが、頑張ったかいがありましたね」
「一体、どんな対価を払っているのか知りませんが、私も払うから知りたいですね」
「対価の内容は永遠に秘密です……忘れたいぐらいです」
しかし、カミラとキスさえしなければ良いのですから、問題はありません。
風魔術が上級になったら教えれる魔法がありますが、その時は、機嫌の良い時にすれば良いのです。
手段がわかったのですから、対策は立てようがありますからね……絶対に泣かせます!
「また、ろくでも無い事を考えているみたいですが、私がその気になれば貴女は回避する方法は無いのですからね?」
「えっ!」
「さっきだって、無抵抗で私を受け入れましたよね? 私と目が合うと拒否できないから、後は成すがままに出来るのです」
嘘ですが、こうでも言っておかないと、シノアは懲りずに何かしでかすに決まっています。
実は、起きている時はキスをしないとノアさんが繋がってくれないのです……舌を接触させている間にお願いをすれば面白い事なら手伝ってくれるだけなのです。
楽しければ、例えシノアに何かさせても良いと約束はしています。
なので、あんまり無理な事では却下されてしまうので、このぐらいが限界なのです。
「そんなの横暴です!」
そんな強制力があるなんて……カミラを怒らせると私の頭が馬鹿になってしまうとかとんでもないです!
仕方ありませんので、当分はカミラにちょっかいを出すのは控えましょう……対策が出来たら、まとめて仕返ししますからね!
ノアは、カミラの事をダメとか私に取ってマイナスになるとか散々言っていたのに、一番有効に使っている気がします。
しかも眠っている間に何か楽しい事をしまくっているみたいだし、ずるいと思います!
自分の体なのに主導権が殆どないとか酷すぎます!
何とかノアを出し抜く方法が分ればもっと好きな事が出来ると思うのですが……(お馬鹿さんには、永遠に無理ですー)
……何か聞こえましたが……すごく馬鹿にされた気がします!
「貴女がいけないのですよ? 下らない悪戯なんてするから、たまには罰が下った方が貴方の為なんです。明日からは心を入れ替えて、真面目にしているのですよ?」
こんなに素直で良い子なのに何が不満なのですか……確かに楽な事をしたいといつも考えていますが……高レベルになったら、分身体に狩りをさせて私は、楽をしたいと思っています。
レベルの上限がいくつか知りませんが、高レベルになれば分身体が使える私はこの世界で最強のはず。アルちゃんの存在を知った時は果てしなく遠いと思いました……。
最近、レベルの上りが早いのです。セリスとカミラは私と同じレベルになっているので、もしかしたらですが、3人分の経験値が私に入って、私のレベルが上がれば2人のレベルも上がっているのかも知れません。
サテラも含めるのでしたら、私は通常の4倍の成長率になりますので、レベル3桁はもうすぐです。
しかし、カミラの言っている真面目とかいうのがわかりませんが、反省どころかそんな詰まらない事は絶対にしません!




