その16〜その20
16.暗いなぁ────ふと、思ったそれはあの夏の日との比較であるか、それとも奴の影であるのか……
『飛行機雲』
────トラウマ、後悔は必ず未来へ影響します。あなたはそれをどのように受け止めますか?
17.よく人は新雪を踏見たがる。空をかけるものは新雲を飛びたがる。────新雲とは一体何なのか? 初飛行の雲なのか、一面に広がる雲なのか、それとも感じる雲なのか。
それを見つけるのも楽しみである。
『飛行機雲』
────常に挑戦、常に求める。新しいものへの喜びで新しい発見をしてみましょう。
18.ほら、あそこ。あれが目的地────それは銀ではない、白だ。
時折吹く風に白の中に星が生まれる。
空の上が宇宙なら、また下も宇宙である。
……君はどこに飛びたいか
『飛行機雲』
────目標への道のりは一本道ではありません。好きな道、自身が信じる道を歩む決断をしませんか?
19.黒い花火が上がる。それに色を付けるのは私たち……明く紅く染まる空で私もその一部となる
『飛行機雲』
────死ぬ時こそ、そうでなくても行動の最後にこそ、輝ける。そんな、風にやり遂げたいですね。
20.私は1人で飛んでいる。英霊なんて関係ない、今の我を作るのは私のみ。
────……でも、どうしてだろう? 胸の奥が暖かい。
相棒、君なのかい?
『飛行機雲』
────己を追い詰め、もう手遅れかもしれない時。あなたは本当の相棒に気づきます。
そうなる前に気づきたいですね。