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ブラック・マジシャン  作者: 東雲 修
第二章 二人旅
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第十八話 そろそろ街を出よう

あの後、俺たちはルースィーの訓練を中心に過ごした。

最初は素振りや基礎トレーニングが中心だったが、時間が経つにつれ

メキメキと腕を上げていき、全体的な能力が大幅に強化された。依頼にも

積極的に出向くようになり、街周辺にいる魔物程度なら

楽々倒せるようになっていた。

もちろん、強くなったのはルースィーだけではない。俺も訓練を通し、

能力が強化され、強くなっていった。

そして………………一ヶ月程の月日が流れた…………。





「はぁっ!」


森の中、鋭い刃が一匹の魔物に向かっていく。

その魔物は、その刃に切り裂かれ、倒れ伏した。


「上出来だ、一人でも十分倒せるようになったな」


「う、うん、ゴブリンが五匹も一気に来たのは驚いたけど」


そう言っていると、近くの草むらから、ガサガサと音がした。


「まずい、ルースィー!後ろだ!」


「え?」


草むらから飛び出したゴブリンがルースィーに向かって行く。

だが、ゴブリンはルースィーの元に届くことは無かった。


「ふっ!」


真人が腰に下げている短剣を抜き、ゴブリンを真っ二つにする。


「まぁ………強くなったのはルースィーだけじゃ、無いけどな」


「ありがとう、マサト、危なかった」


「なんてことないよ」


「ん、そろそろスキルポイント溜まってきた、なんか習得しようかな」


「剣技でいいんじゃないか?」


「ん、そうしよっかな、でもとりあえずは帰らない?」


「ああ、そうだな、日も暮れてきた」

そう言って街の方へ向かう。




「ふぅー………今日は結構魔物出たから疲れたな」


「そうだねー」


「……………あのさ、一つ提案あるんだけど、いい?」


「ん?どうしたの?」


「そろそろさ、街出ない?」

「あ!そうだね、ずっとここにいるし。でも大丈夫かな?」


「大丈夫なはずだ、お前も随分強くなったし、まずはある程度強い魔物が

近くに出現する、街とかに行きたいな、ここじゃゴブリンとか

ウルフとかしか出ないし」


ウルフとは魔物のことである、肉は食材にも使用され、

皮から防具や衣類を作ったりなど

素材を幅広く使用されている魔物である。


「そうだね………じゃあ、いっそのことここを出る?私は賛成だよ」


「そうだな、最初からヴィオラ行くのは危険そうだし、ここよりやや規模がでかい

ぐらいの街に行こう」


「じゃあ、いつ行こうか?」


「そうだな、早ければ明日か明後日か………どうしたい?」


「早めに行きたい!明日にしたいな」


「よし、じゃあ明日………そうだな列車に乗っていくか」


「列車!?やったぁ!!楽しみ!」


「列車好きなの?」


「うん!前お父さんとお母さんに乗せてもらって、楽しかったから」


「そうか、確かにああいうのって、何か楽しいしな」


「さて、じゃあ明日からは列車に乗って明後日か、その次に着く感じかな」


「分かった、楽しみにしてる!」



そう言って、笑顔を見せながら

明日に向けて荷物を纏めて、スキル等を習得していた。


もう書き溜め切れたので、また溜めます。て言うか全然進んでない気がする……。

次回から少しづつ進んで…………行くのかなぁ?

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