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ブラック・マジシャン  作者: 東雲 修
第二章 二人旅
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第十三話 聖水

(個人的に)神回

声を頼りに走っていると、ルースィーの姿が見えた、ルースィーは

なにかに怯えている様子だった。近づくにつれ、次第に

その対象が俺の視界に姿を現す、魔物だった。

それも村を襲った人型魔物と同じ種類の魔物だ。


「大丈夫か!?助けに来た、もう大丈夫だ!」


そう言って、木に追いやられている、ルースィーの前に立つ。


「マ、マサト!?」


魔物とルースィーを見る限りでは持っていたナイフで切りつけたようだが

どうやら、うまく攻撃が入らなかった様だ。


「あれはゴブリンです!村を襲った魔物と同じ種類の魔物です」


「じゃあ弱いんですか……?」


「はい、ですが、少々ゴブリンの中でも強い者達の様です」


魔物は三体ほどいる、腕が立つといっても、ゴブリンだ

負けはしないだろう。


「ギャ!ギャギャーーーギャギャガ!」


ゴブリンは魔物同士で会話をしているようだが、俺には理解できない。


「!?ま、まずいですよ、刻阪さん………すごく言いにくいんですが……」


「な、なんて言ってるんですか?そんなやばいことなんですか!?」


「その……あの……○姦です」


やべーぞレ○プだ!とんだロリコン共だった!

そんな風に驚愕しているとゴブリンの一匹が俺の脇を通ってルースィーに

近づこうとする。


「何してんだよ!!」


俺は近づこうとしたゴブリンを蹴り飛ばす。


「おぉらっ!」


続けざまに後ろに居たゴブリンにドロップキックを放つ。

そのゴブリンは正面から喰らって吹き飛ばされもう一匹の方へと

飛んでいき三匹目を巻き込んでいく。

一匹目が顔を上げたところで、後頭部をサッカーボールキックして、

トドメを刺す。倒した一匹目のゴブリンを掴んで、二匹目、三匹目

に向かって投げ飛ばし、刹那、残り二匹のゴブリンに近づく。

投げ飛ばしたゴブリンによって倒れた所を踏みつけ。

二匹同時に掴んで互いの顔を互いの顔で叩きつける。

その内一匹が意識を失い、そこらに放り投げる。

掴んでいるもう一匹をストレートパンチが貫き、吹き飛ばされて

気絶する。


「大丈夫か!?」


俺はルースィーの元へ駆け寄る。


「う、うん……ごめん、足が上手く動かせないから、運んでもらってもいいかな?」


「うん、構わないよ」


どう運べばいいか迷って、とりあえずお嬢様抱っこをすることにした。


「マサト!?あ、あのちょっと、そのぅ……恥ずかしいんだけど」


「あ、ああ、ごめんじゃあおぶろうか?」


「え!?いや、あの……やっぱりこっちがいい………」


ルースィーは少し頬を赤らめて言った。

「さて、とりあえず街に戻ろうか、キノコも集め終わったし」


「……………あの」


「ん?どうした?」


「言いにくいんだけどさ………その、おしっこ……」


「あ、もしかして花摘むの?だったら一旦下ろそうか?」


ルースィーは顔を背けて言った。


「違うの……えっと、漏らし……ちゃって………」


「は?」


俺はルースィーの着ているスカートの中を覗いて下着を見る。

すると、不自然にパンツが濡れている事が分かる、下着の状態から

大量に漏らしたわけではないっぽいが……。


「ou……」


ルースィーは顔を真っ赤に染めていた爆発でもしそうなくらい。


「あー……まぁあれだな、捨てるにしても、ここで捨てるのもあれだし

街にとりあえず帰ろうか」


ルースィーはこくりと頷いた。



(漏らしちゃったの……見られちゃった………)



なんか、あれだな、消されるかもしれませんね、こりゃあ。

まぁでも、微エロのキーワード付いてるし、問題ないですよね!


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