あとがき
映画で言う「エンドロール」のようなものです。読み飛ばしてもらって構いません。
まさか前作からこんなにすぐに続きを書くことになるとは。でもしょうがないじゃない。書きたくなってしまったんだもの。
というわけで『ウルフマン‐ショートテイルズ‐』いかがだったでしょうか。作品の意図としては二つありまして、一つは「思いついた設定を自分の中で消化しきる前に書かないと一生世に出ない」から書いたということと、「ある試み」をやってみたかったというのがあります。
思いついた設定というのは、自分の頭の中で話がどう展開するか、考えれば考えるほど次へ次へと進んでいってしまいます。例えばこのウルフマンは、「The」のつく正規ナンバリングタイトル(予定)では既に四作目まで考えてます。(そしてそれぞれに今回のようなスピンオフがついてきます)なので頭の中で既に二作目は完成しているんですね。
しかし一度頭の中で終わった話をまたいちいち書き出すというのは面倒というか、やはりそれよりも次の新しい展開を考える方が楽しくなってしまうんですよね。ということで今回は思いついてすぐ実行に移したということです。
そして「ある試み」というのもいくつかありまして、一つは「連載」ですね。今回は今年中に終わらせるということで週に三本づつ上げました。締め切りのある感じというのを味わいたかったわけですね。
そして全十二話というあたかもテレビ放送を意識したかのような本数。実際意識したところはありますね。活動報告でも書いた通り、こっちはドラマ版のような扱いです。
十二という数で三本づつの投稿だったので、起承転結を意識しやすかったですね。最初は何も考えていなかったんですが、いざ投稿直前に見直してみるとおおよそその流れになっておりました。
あと、やりたかったこととして、一話で一つの場面というルールを守りたかったというのがあります。それこそ短いそれぞれの完結した話が集まって、一つの大きな流れになるというものをやりたかったんですが、後半では破りまくっていましたね。なかなか難しいです。
さて、この作品、「ウルフマン」と銘打っておきながらあまりウルフマン自身は出てきてないんですよね。どちらかというとアリスがメインになっております。趣旨が趣旨ですから群像劇的なものを目指している分当然ではあるんですけどね。
さて、ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。今頭の中に描いている四作目が出るのはいつの事になるかわかりませんが、まだまだこの話は続いていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。




