眼にはさとりを、手には不死鳥を携えた僕が百鬼夜行に挑んでいく・・・と、いう話さ

　主人公の火鳥　煉（かとり　れん）は、交通事故で死にかけていたところを天狗によって救われた。

その際に潰れた左目にはさとりの眼を、千切れた右腕には不死鳥の脚を加工して人の手として取り付けられる。また失った血の代わりに天狗の血を補われたことにより、煉は一命を取り留めたものの、ひとでありながら人でない者（化け物）になってしまった。

ある日突然見知らぬ世界へ足を踏み入れることになった煉。
人間として生活を送る事を望むも、様々な化け物達の問題に巻き込まれていくことで、人でなくなっている自分に気付いていく。

煉を理解してくれる化け物たちと共に問題解決に奔走し、すべての化け物が過ごしやすい世界になるように活躍を始める。

化け物界を纏め上げるには化け物としての地位が必要となるため、携えられたさとりの眼と鳳凰の力を駆使し、仲間たちと日本化け物界のリーダーを目指していく少年の成長譚。