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南国の男  作者: たかぴ
6/17

港酒場の美女たち

南の島の男の話…


勝は雑用として外国を周る船で働いていた


船で働くうちに筋肉がついてきた

それもそのはず、夕食はステーキで

雑用が終われば自由な時間、

だが船の上では暇が多く

船員達と一緒に体を鍛えていた



ある港町に停泊した夜

一緒に鍛えていた奴らから

酒を飲みに行かないか?と誘われる

この船に乗る前から酒を少したしなんでいたので

外国の酒にも興味があった



港町の酒場に皆で向う

夜の酒場は盛り上がっていた

最初に驚いたのは妖艶な美女が踊っている事だった

酒の味は慣れると美味く

仲間たちも楽しく歌っていた


少し疲れカウンターで飲んでいると

先程踊っていた妖艶な美女が

酒を注文しようとしていた

楽しくなっていた勝は美女に

高い酒のボトルを奢った


船員達の給料は額が高く

店で一番高い酒も簡単に買えた


一緒に飲もうとジェスチャーした

美女は勝に何か言い、どこかへ向かった

どうやら「待ってて」と伝えいたと

マイクさんが教えてくれた


しばらくすると、

酒場に新しく美女が入ってきた

楽しくなっていた勝は、また

新しい美女に高いボトルを奢った


不意に尿意が来て

お手洗いに勝は向った

用をすまし戻ると大変な事になっていた


妖艶な美女が新しくきた美女の髪の毛をつかみ

喧嘩している

急いで勝は妖艶な美女を止めるが

その美女は勝に怒り始めた

言葉が解らないので

マイクさんに聞くと



どうやらこの酒場では女に酒を奢る事は

その女性を買うのと同じ意味らしい

新しくきた美女に勝が奢っているのを見た

妖艶な美女が、私の客を盗った!と怒り

勝が用をすましてる間に喧嘩が起こり

止めに入った勝には、どうしてそんな事をしたか

と責めていると教えくれた…


勝は驚き女性たちに訴える

そういう気持ちで奢ったのでは無く

一緒に皆で飲んで楽しくなろうと思って

奢ったと必死に伝えた


渋々美女たちは納得していった

船員仲間は笑いながら勝を茶化す


マイク「マサ…お前は罪な奴だな!Hahahaha…」


そうして、楽しい夜が更けていく…


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