プロローグ・はじまり
初めての投稿なんでご容赦下せい
むかしむかし、ニンゲンという生き物がこの地球に存在した。
ニンゲンはある力を持ってその地球を支配した。
ニンゲンとその他の生き物との力の差は歴然としていて、
彼らに打ち勝つことが出来るものなど、
到底現れないものと思われたが、あるときニンゲンは、ぱったりと姿を消した。
時は流れ、0632年後のある日…
「はぁ~…」
掃除が終わってみんな帰っていく放課後、中学二年の天音是維は机に倒れうなだれた。
疲れた。勉強なんて嫌いだ。
是維は何も変わらない日々に飽きていた。
厨二病という言葉は知ってる。意味も理解しているつもりだ。
だが、硬い椅子に座らされて、つまらない話を聞きながら、
ぼーっとグラウンドを眺める毎日に、一体意味などあるのだろうか。
今日もまた家に帰って、寝て、起きて、同じことを繰り返す…。
そうなるはずだった。
アレを見つけるまでは
…いや見つかるまではといった方が正しいのか?
学校を出た後、一直線に学校の裏にある神社へ向かった。
ここは、まったくといっていいほど人が寄り付かない。
しかも回りは木やら草やらで、他の建物は一切見当たらない。
だからすごく静かだ。裏といっても少し離れた場所にあるし。
読書にはもってこいの場所だった。
しかし、この神社は明らかにおかしいことが一つあった。
いっつもきれいだ。まるで建ったばかりみたいな。
だが、俺以外に人が入るのは見たことが無い。
――まあ今に始まったことじゃないし。
是維は気にせず、ベンチに腰を下ろし鞄から本を一冊取り出した。
"ガサッ"
…なんだ?
真後ろから音が聞こえた。ベンチの裏はすぐ林がある。
ということはなんかの動物か?
おそるおそる後ろを振り返った。
続き書こうか迷ってる