第八回 小説版ガンダム
なぜかはわからないのですが、長い文章を書いたあとってやる気がなくなるのです。
最近更新してなかった言い訳です。ハイ。
サム「初代ガンダム三兄弟(プロガン、ガンダム、G3)の中で一番好きなのは何ですか?」
バーガー「ゲーム作品で触れたG3だな。あの灰色と青のカラーリングがいいんだ。ところでG3ってアニメ版にはいなかったがどこ出たんだ?」
サム「勘のいい人なら、もしくはタイトルを見た人ならお気づきでしょう、今回のテーマは[小説版ガンダム]です。」
バーガー「後半はネタバレを多量に含んでいるからネタバレアレルギーがある読者は前半だけ読むことをおすすめするぞ。」
サム「早速行きましょう良い点一つ目前述のとおりG3ガンダムが登場します。」
バーガー「おそらくだが小説版が初出だと思うぞ。ちなみにG3は灰色だったり灰色に青だったりと年によって色が変わるぞ。MSVでは灰色と白、その後のガンプラでの立体化で最近の灰色と青になったみたいだ。(小説版ではカラーイラストがないため機体色はMSVが初出と思われる)
サム「良い点二つ目、小説版初出のメカと人物がいることです。」
バーガー「例を挙げよう、人物はクスコ・アル、リックドム隊のメンバー(シャアとシャリアブルを除く)、トマホーク隊のメンバー、あと他にいたかな?」
サム「メカの方はペガサス.jr、なぜか宇宙にいるガウ(宇宙仕様)、これまたなぜか宇宙にいるミデア(宇宙仕様)、トマホークという名前の宇宙戦闘機、後なんでしょう?エルメス二号機などでしょうか?」
バーガー「とにかく初出のキャラとメカが多いことはわかった。」
サム「では悪い点一つ目のちの作品に小説版初出のキャラが一人しか登場できていない(作者調べ)ことです。」
バーガー「具体的に言うとギレンの野望などでクスコ・アルが登場しているのを確認しただけだな。」
サム「リックドム隊のメンバーは登場させてもいいと思います。はい。」
バーガー「悪い点二つ目は、原作?史実?ともいうべきアニメ版とストーリーがあまりにもかけ離れていることだ。」
サム「前述のなぜか宇宙にいるガウとミデアがよい例です。」
バーガー「どうしてこうなった...」
サム「まあ作者が作者ですからね。仕方ありません。この辺で前半は終了です。ここでブラウザバックする読者の皆様、次回まで...」
バーガー「さようならー」
作者「てなわけで後半です。ここまでネタバレを書かないようにするのは予想以上に疲れました。」
サム「お疲れ様です。では思う存分ネタバレを書いてください。」
バーガー「早速ネタバレだ!ところで今回は悪い点が多すぎるから悪い点から書いていくぞ。悪い点一つ目ジオン家の秘密がストーリの序盤でほとんど出てしまうことだ。」
サム「あれは驚きましたよ。アルテイシア=セイラということもシャアがキャスバルで復讐のためにジオンにいるということもすべて序盤でわかってしますのですから。」
バーガー「悪い点二つ目だ!今回はたくさんあるな。アムロが終盤で死ぬことだ。」
サム「これまた衝撃でしたね。まさかリックドムのビームバズで撃墜されてしまうとは...」
バーガー「全体的に小説版のMSは装甲が弱くて武装が強い印象を受けるな。」
サム「悪い点三つ目です。キャラクターを雑に殺しすぎなことです。」
バーガー「ララアは仕方ないとしてもアムロの件もそうだしマ大佐なんてほぼ見せ場なかったぞ。ストーリー上(アムロの覚醒を促すためのNTの死など)はいいとしてもねえ。」
サム「感傷に浸っている場合ではありません。悪い点四つ目は地上編がないことです。勘の良い読者ならお気づきかもしれませんが(ガウのところで)地上編がすべてなくなっています。」
バーガー「ベルファストでのエピソード、ククルス・ドアンの島のエピソード、ランバ・ラルとのエピソード、例を挙げればきりがない。もちろんそのせいで出番がないキャラもいるぞ。一番いい例は黒い三連星だ。」
サム「そのおかげでマチルダは死なないのですがね。ところで作者さんの一番こころに残っているシーンはなんですか?」
作者「サイドセブンからの難民にドップに乗っているジオン軍パイロットが物資を投下するシーンですね。あのシーンは戦争で一番悪いのは宣戦布告などをするわりに戦場に出ない指導者であって兵士たちは結局のところただの人間であることがわかります。まあただの深読みですが。」
バーガー「あれ?ガンダムの世界の指導者って普通に戦場に出てるよね?」
サム「彼らが特殊すぎるだけです。では悪い点五つ目は作画崩壊ガンダムとザクがいないことです。」
バーガー「ククルス・ドアンの島で登場したやけにスリムなザクと顔が長いガンダムのことだな。」
サム「アニメじゃないので仕方ないことですがね。そういえば最近情報を見たのですがククルス・ドアンの島が映画化されるようですね。高画質での作画崩壊ガンダムとザク、期待してます。」
バーガー「たぶん焦点が当たるのそこじゃないよ...ようやく良い点行くぞ。よい点一つ目!シャアがきれいなシャアであること。」
サム「序盤のガルマ特攻でシャアは謀るどころか助けに行こうとしてますね。終盤のエピソードに関しては後述します。」
バーガー「早速後述だ!良い点二つ目ホワイトベース隊とシャア率いるリックドム隊が協力するムネアツ展開があることだ。」
サム「リックドムとガンキャノンが一緒に行動しているところを想像すると胸が高鳴りますね。シャリアとアムロの犠牲によって成り立った協力関係ですが。」
バーガー「小説版でもキシリアのギレンに対するずきゅん(歩兵用ビームライフルによるヘッドショット)はあるぞ。場所はア・バオアクーじゃなくてサイドスリーだしシャアが乗るリックドムの手の上からだが。」
サム「そのあとシャアがキシリアをわざと手から落として殺してしまうのですがね。」
バーガー「ネタバレもこの辺にして、そろそろ終わるか。読者のみんな次回までさようならー...っは!結論を忘れていた。」
サム「結論です。別の作品として書くべきだった、地上編がない、宇宙も宇宙で超ハイペースで進行、そんなに出番がないソロモン、といったところですね。では今度こそ」
バーガー「さようならー」