第0部 プロローグ
25世紀、人類は幾度の大戦を経験し、世界合同で宇宙開発するようになっていた。
世界合同で宇宙開発するようになった引き金は2045年の第三次世界大戦開戦である。
その大戦で人類を絶滅の危機を負いかける終結後、人類は民族同士での大戦をやめ、世界合同で発展することを誓うのである。
2439年の現在では戦争はなくなり平和の道を歩んでいる。
これはとある宇宙開発養成学校に通う少女の物語である。
『美穂子お嬢様、早く起きてください、起きないと学校遅刻なさいますよ』
家政婦さんが声をかけると、
『はい、分かってるよ、今行くよ』と返事するのは
わたし『神田美穂子』宇宙から地球を眺めることを夢見ている神田コーポレーショングループ社長の一人娘いわゆるお嬢様である。
神田コーポレーショングループとは宇宙開発事業を営む企業である
具体的には宇宙偵察機の開発、パイロット育成学校運営が主であるがその他にも生活に欠かせない事業にも展開している。
いい加減にしないとお母さんに怒られるから私は朝ごはん食べにリビング行くに向かう
『美穂子、岩本、西沢さんが来ているから早くしなさいよ』とお母さんに言われてしまう。
『お母さん、分かってるよ』と答える私は友達に待たせるのは悪いから早く食べて着替えることにした。
『はい、お待たせ』
『あー遅いよ、もう少し早くしてね』
と友達に言われてしまう。
私には友達が2人いる
1人目は『岩本聖香』
自由だけどやるときはやってくれる女の子
2人目は『西沢芳里』
実習、講義共に優秀で冷静で頼りになる女の子
俗に言う優等生である
『今日は先輩との自主トレでしょう』
『早く急ぐわよ』
2人に言われると私は急ぐことにしました走って向かいました
走ると直ぐに宇宙パイロット養成学校『パークス』に着いた。
宇宙パイロット養成学校『パークス』は地球で訓練する学校であるパークスはいたって普通の学校と変わらないが訓練所があるのが特徴的である。
この訓練所は重力を自由に設定出来るのであらゆる惑星に対応することができる。
パークスの校門に到着すると2人の学生が待っていた。
その2人こそ自主トレ付き合ってくれる先輩であった
『エミリア・A・ハルトマン』
自由気ままで嫌なことはやらない傾向が多いがいざという時頼りになる先輩の女の子
『ゲルデ・バルクホルン』エミリアのフォロー役が主となっているエミリアと正反対で規則に厳しいがきっちりフォローしてくれる先輩の女の子
『遅いぞ、もっと早く来なきゃダメだよ』と先輩2人に言われてしまった
『すみません、気をつけます』
時間通りに間に合ったはずなのに怒られてしまった3人どうやら5分前行動が基本という暗黙の了解である。
『大丈夫?気が向かないと思うけど先輩にわざわざ時間取ってもらったんだから細かい事を気にせずに頑張ろう』
訓練所まで向かうことになるのだが『ZERO』の操作が苦手な美穂子は気分が乗らない中、聖香、芳里に励まされることになった励まされたり話しているうちに訓練所に到着した。
パイロットスーツに着替えに行くために更衣室に向かった。
そこでいつまでもグズグズしている美穂子に聖香が半ば強引に連れて行くことになるエミリア、ゲルデ両先輩は既にZEROに搭乗して待っていてくれていた。
『神田、早く準備しなさい』とゲルデ先輩に言われてしまい、おどおとしながら私はZERO搭乗することになった。
ZEROとは、神田コーポレーションが開発した世界合同の宇宙地上両用の偵察機、『KDC-010 ZERO』
宇宙進出偵察のために作られたZEROは生体認証必要としどんな状況下でも対応可能な偵察機として作られているのでどんな燃料もエネルギー変換にも対応している。
私がぎこちない動きをしているとエミリア先輩が見かねてアドバイスをしてくれる。
『神田、もう少し思い切ってやってみたらどう?あれこれ考えるとなかなか上手くいかないよ』
そう言われると私はアドバイス通りにやってみるその通りにやろうとするがなかなか難しく上手く出来ないのでエミリアが操縦する様子を見せてくれることになった。
『あーそうじゃない、こうやるんだよ』
それでもなかなか上手く扱えずゲルデ先輩がアドバイスしてくれようとする。
だが、その次の瞬間、突然激しい揺れに襲われてしまう。
『なにが起きてるの?地震?ヤバいなんとかしなけきゃ』
度々地震起きることはあるがこの揺れはいつもと違い異常の大きさで揺れている。
『神田、岩本、西沢、地震で倒れないように気をつけてね』
エミリア、ゲルデが心配してくれているなんとかZEROを浮上させようとするが操縦が上手く出来ずにいた揺れがおさまる気配がなくZEROの機体が倒れてしまう。
『あーヤバい、頭ぶつける』
その直後、頭をぶつけてしまった私は意識を失ったしばらくして私をみんなが起こすために声をかけてくれた。
『神田、美穂子、大丈夫?起きて』
その声に気づいた私は礼を言う。
『聖香、芳里、先輩、ありがとう』
私は地震の揺れが収まっていたので外を様子を確認しに行くことにしました。
まずは、学校の中を様子を見に二手に分かれることにしました。
私ら3人、先輩2人に分かれて異常がないかチェックしに行くことにしました。
それぞれ向かうことになったのだが朝早いとは妙に静かで先生誰一人とも遭遇しないので一度訓練室に戻ることにしました。
合流して職員室にみんなで見に行くことにしました、ら
職員室に向かった中を確認すると驚きの光景を目にするのであった。
『誰もいないじゃん、どうなってるの』
『そんなバカな話ないでしょう、校内のどこかにいるんじゃない』
『なら外も確認しようよ』
この時はまさか自分たちが未開の地に飛ばされているとは夢にも思わなかった。
私はみんなと共に外を様子を見に行くことにしました。
その後、見たことのない光景が広がっていました。
そこに広がっている光景からするとおそらく欧州だと思われる。
『あれ?ここはどこなんだ見たことないんだけどどうなってるの?』
私はあまりにもびっくりして声を出してしまった『ちょっと集まってもらえますか?』
みんなと話し合って作戦練るために相談に乗ってもらうことにしました。
『これからここがどこなのか情報収集しに行きませんか?』
『そうだね、動きが取りにくいからそうしようか』
みんなの同意が得られたので街を探索しながら情報収集行うことにしたのである。
『すみません、迷子になってしまってどこか教えてもらいますか?』
歩いている人に聞くと私が知っている言語ではなく全く知らなかったのである。
『神田、この人はドイツ語を話しているよ』ゲルデ先輩が教えてくれた。
『そうだね、ドイツ語だよ』エミリア先輩も知っているようだ先輩たちはドイツ出身であり母国語であるから分かったのである
『ここはドイツのベルリンだよ』
と教えてくれる先輩たちなんとここはドイツのベルリンであった。
『一旦、パークスに戻って作戦会議しない?』
いまいち状況が読み込めない私はみんなを連れてパークスに戻ることにしました。
戻る途中に謎の軍人に呼び止められました。
『おい、何してる?』
おそらくこの軍人はドイツ語を話しており恐らくドイツ軍人である。
『今の時代、軍人はいないはずだけど何か変だ』
捕まるとヤバいと感じた私たちは携帯からZERO自動モードを起動させることにしました。
『ZERO自動モードを起動させて、威嚇射撃でパークスまで逃げるよ』
『了解、みんなやるよ』
無事にパークスまで逃げ切れればセキュリティ頑丈な学校が守ってくれると思っていた私たちは全速力で逃げつつZEROが来るまで耐えることにした。
『あーやっときた』
一安心した私たち一行
『あの戦闘機はなんだ?無人で何故動いてる?撃ち落とせ』ZEROに唖然としたドイツ軍は唖然としつつも撃墜を試みるが全部かわされる。
『何故当たらない?なんとかして逃げられる前にあ足を止めるんだ』
ドイツ軍は必死に当てようとするが当たらず逃げられてしまう『パークスが見えた、これで一安心だ』
なんとかZEROの援軍もありパークスまで戻ることができた戻ったものの、逃げられないようにパークス周りは囲まれてしまった。
果たして私たち5人は無事に帰れるんだろうか?
小説家初投稿になります!
はじめまして!よろしくお願いします!
初連載です。
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