2話 王命
わっ!わわっ!!
な、なんと!
ブックマーク件数90件超え!?
いつも私の稚拙な作品を読んでいただき本当にありがとうございます、嬉しい( ;∀;)!!
そして、『冷酷王』を愛していただいて作者として嬉しい限りです!!あぁぁ!ついつい涙がぁぁ!!
ということなので!!これからもティア様共々、精進していきたいと思います!!
よろしくお願いします(;ω;`)!!
ではでは、本編へどうぞ!!
はい?なんと言いました?
「ティア様、すっとぼけないでください。………国王陛下がお呼びです!!」
あー?聞こえないー。
「えぇ、そこの文官A君。陛下には、こう言いなさい。『ちょっとは働けこのクズ王』とね。おほほ。」
「だめだこりゃ。ティア様完全に目が逝ってる。」
「えぇ。つい数時間前までは『ミオナ、逃げちゃいましょうか』とお元気だったのですが。」
「ミオナ様?それ、あんまり元気とは言えませんけど?」
「あら、うふふ。」
「わぁ、やっぱりそっくり。」
深く溜息をつく、文官A…こと、ハロルド君。
皆様、覚えていらっしゃいますか?セルフィジアから出席の手紙が届いた時、慌てて報告に来た彼ですよ。同一人物。
「まったく、あなたも大変ね、ハロルド。」
「誰のせいですか、誰の!」
「あら、陛下のせいではなくて?」
何よ、その顔は!
芋虫でも見るような顔しちゃって!
「いえ、自分が忙しいのはきっと、ティア様付きの文官だからかと……。」
彼はあの後、私付きの文官に任命された。
理由は単純。緊急事態とはいえ、父の私との茶会を邪魔したにも関わらず生きて帰ってきた強者だからだ。
父が私にいくら甘いと言っても、世間では恐ろしい『冷酷王』のままなのだ。
そんな父が私を溺愛してるなんてねぇ〜。
未だに理由はわからないんですが……。
「あら、わたくしのせいだというのね?まったく、どこで育て方間違えてしまったのかしら。」
「自分は、ティア様に育てられた覚えはありませんし、そもそもティア様は自分より年下ですが……。」
「さぁ!ハロルド!陛下のもとへ参りましょうか。」
「…………はい。」
この子相手には、言及が来ると話をそらしたほうが良いのだ。
それにしても、お父様、なんの用かしら。
「失礼いたします。ルピアナティアです。」
「入れ。」
あ〜あ、眩しい。この光源やろう。
「何だ、ティア。その死んだ魚のような目は。美貌のびの字もないぞ。」
くすり、と笑った…………いや、冷めた冷笑は、私をただバカにするためのものである。
「あら、陛下。陛下は本日も極寒零度のお美しさであらせられますね。わたくしは、執務に追われてんてこ舞いでしたの。……あぁ!陛下は流石ですわね!あんなにも山積みの書類を涼しい顔でやり遂げられるなんて!!」
なにも、しらないと思ったか。ふん!
お父様が、早々に書類の山を放置し、騎士団の訓練に混じっていたことは知れている。
さらに!その放置した書類の行き場が私の執務室だってこともね!
「…それは、良いとして。」
「何が、いいんですかねぇ!?陛下!!」
「…………それでだな。ティア、お前はファンベルツィアに行ってこい。」
何言い出すんだ?こいつ。
「これは、王命だ。」
「執務はいかがしますか。」
「私とテルが引き受ける。」
「承知いたしました。………その王命、謹んでお受けいたします。」
何故、急に……。
ファンベルツィア、か……。




