第二章 1話 そろそろですね
うぅぅ…。
皆さん、長い間お待たせしてしまい申し訳ありません。
リアル……怖い(泣)…。
いや、すみません!ってことで第二章でっす!!! (`∀´)//
楽しんでいただけると幸いです~。
ふわっ
暖かな風に乗り、プラチナブロンドの淡い金の髪が揺れた。
______________。
リゼアイリア王国は現在、末月の初め。
前世で言うところの3月の初めだ。
少しばかりか寒さが残るものの、心地いい暖かさがリゼアイリアを包んでいた。
……そんな中、この国で最も位の高い2人はというと……。
……庭園でお茶を飲んでいた。それも優雅に…。
「……それで?陛下、一体わたくしに何の用事でございますか?」
ふわりふわりと風に髪を揺らし、リゼアイリアの第一王女兼王太子、ルピアナティアは微笑んで言った。
「良いではないか。たまには引きこもりの娘を庭につれ出しても。」
花すら負けるような華やかな笑顔でサラリといい放つ………我が父。
ケッ!これが一国の国王かよ!?しかも、冷酷王と名高い奴だぜ?
ゲホン、ゴホン!!
あら、失礼?
……すました顔で優雅にお茶を飲むのは私の父であり、リゼアイリアの国王である、スフェルラート・ロゼイド・ロズマリン。
サラリとしたプラチナブロンドと鮮やかなライトグリーンの瞳が父の美しさをより一層引き立てる。
「陛下。恐れながら、わたくしは引きこもりではございません。執務室に籠っているのは、陛下にも責任がおありかと。」
負けじと優雅に笑みをつくって言う。内心は父を罵りまくっているが…。
王女、王太子たるもの感情を顔に出してはダメですのよ?
ほほほほ。
「そういうな。そなた、来月は生誕祭があろう。招待客を決めねばならん。」
少しばかりか、冷酷王と呼ばれている時の瞳に戻り、私に話をふる。
っていうか、私の話は、しれっと横においたな!?
…あぁ、でも、そうか。
もう、そんな時期なのか……。
「……そういえば、そろそろでしたわね。招待客なら昨年とほとんど変わりませんでしょう?」
「まぁ、そうだな。それにしても、そなたももう。11か。」
あら、何ですか?
その顔。
らしくもなく、寂しそうな顔しちゃって!
そんなんじゃ、冷酷王の名が廃りますわよ?
「そうですわね。わたくし、また歳をとるんですのよ?ああ!嫌だわ!」
はぁ、とため息混じりに言ってみる。
「……まだ、11であろう。」
あらまっ!
失礼な人ですわね!
女にとって、歳とは恐ろしいもので…って、そんな話じゃなくて!!
あ、そうそう。
ちなみに、この世界にも月日の流れはちゃんとある。
あれ?なんか、言い方、変かしら?
まぁ、いっか!!
ええっと、それで…
月日の数え方は前世の世界と同じ。
1月から12月まで。1年は365日。
月の言い方は違うけれど、だいたい前世と変わらない。
誕生日を祝う習慣もあって、国王、正妃、王太子は盛大な誕生祭が催される。
私の誕生日は花月の4日。ようするに、4月4日だ。
王太子の誕生祭とあって、前日の3日から翌日の5日までの3日間がリゼアイリア王国をあげての誕生祭だ。
まぁ、民たちは花月になってすぐにお祭り騒ぎを始めるけどね…。
実は私は誕生祭が嫌いだ。
わざわざ、私1人を祝ってくれなくてもいいのに……。
いいえ、これは、決して職権濫用では、ありません!
王族としての義務なのです!!
あははは……。




