第98話 因縁。
「........っよし!!やったわ!!」
「はぁぁ....疲れましたぁ....」
「ん.....」
「はいよ、ハイファイブ。お前ら、お疲れさん」
アルトを除き、疲れ果てた幼兵供と、その側に横たわる一体の竜。
ダンジョン、フロア3のキーパーエリアにて、やっとこさ[ヴェノムドラゴン]を倒した俺たちであった。
「えーと....素材、素材........これね、はい」
「よし、5万ゴールド追加っと。あ、あと《メガヒール》っと」
リースから受け取った〔毒竜の蹄(小)〕を袋に詰めつつ、幼兵供を回復する。
このフロアじゃ俺は回復しかできないからな....
「.........ん、全回復ですっ!」
「そんじゃ、下に行きますか」
荷物をまとめ、下へと続く階段へ向かう。
リースは少しビクビクしながら、ソアラは割とワクワクしながら、アルトは無表情のまま、階段を下って行く。
「えへへ....新しい場所、気になります!」
「そうかそうか、ちなみに俺とリースは体験済みだぞ」
「も....もうその事は言うなっ!!!」
まあ、何はともあれ、楽しんでくれていそうで結構だ。
*****
「.......王様、ご機嫌斜めのご様子ですが?」
「そうだっ!!ナナメどころか直角だっ!!」
「何故でしょうか?」
「最近エイトが遊びに来ないっ!!昨日は訓練して少し休んだら帰ってしまったっ!!」
「いえ、でもエイト様にはご予定が.....」
「知るかっ!!うーん......どうすればエイトが城に来てくれるか......」
(また始まった.....)
「.......そうかっ!!なんか頼みごとをすればいいんだ!!頼みごと.....頼みごとか......!」
(こうなると止まらないので放っておきましょう)
「.....そういえば近くに盗賊団の支部があったな!!あそこにいる連中はかなりの手練れだと聞く!!それを倒してもらう名目で城に来てもらおう!!どうだ!?」
「えー......あ、その支部、数日前に壊滅してます」
「そうかそうか!!やはりあの支部の連中はかなり強..........か、壊滅だとっっっ!?」
「はい、一人残らず気絶しているのを衛兵が確認しました。捕縛済みです」
「ぐっ....ぬぬぬ......どこのどいつだ!!盗賊団の支部を勝手に潰しおって!!許さん......許さんぞおおおおっっっ!!」
(一刻の王としてあるまじき姿だ.......ああ、エイト様、なんでもいいので王様に構ってあげて下さい.....)
「くそぅ....ならばもう一つ支部を探すしかない!!衛兵!!衛兵はいるかーーっ!?」
「仕事して下さいよぅ......」
流れはまとまってるんですが、話の繋ぎが下手なもので....読み辛くて申し訳ありません。




