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旅のお供に幼兵はいかがですか?  作者: アマガサ。
旅のお供に幼兵はいかがですか?
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第79話 オカマ。

「お前...男....だろ?」


「そーよぉ、ローザっていうの。よろしくねぇん」


くねくねした動作のオカマ大男と対峙する。

デカイにはデカイが...大した強さはなさそうだな...


「まあいい、そのカギよこせ」


「いやん強引ねぇ、ん〜とぉ、ワタシと戦って勝てたらいいわよぉ〜?」


「そうか、かかって来いや」


背中に背負った大剣を持ち、構える。

オカマ野郎は俺から少し距離を取ると、カギを胸ポケットにしまい、こちらを振り返った。


「あ、ちょっと間違えたわぁ〜」


「何がだよ?」


「ワタシ たち と戦ってねぇ〜?」


オカマ野郎が不敵な笑みを浮かべながらそういうと、部屋の暗がりから大量の男たちが現れた。

一人、また一人と現れ、部屋いっぱいの男たちが俺を取り囲んだ。


「チッ....多勢に無勢だぜ.....」


「そっちは侵入者だしねぇん、アナタたち、やっちゃいなさぁ〜い」


そう言い残し、オカマ野郎を男たちの間をすり抜け、どこかに行ってしまった。

それを見届けた後、男が一人、俺の前に歩み寄ってくる。


「そういうわけだ。大人しく殺されとけや」


俺の肩に手を置き、耳元でそう囁いてくる男。

周りの男たちもニヤニヤ笑いながらこの光景を見ている。


「抵抗しなきゃ、すぐに死ねるー」


「オラァ!!!」


「っぶぎゃあッッ!!」


ネチネチうるさい男の腹を思いっきり蹴飛ばし、吹き飛ばす。

いつもの仕事で鍛えたケンカキックだ。

しばらくは起き上がれねぇだろうよ。


「とはいえ...この数はキツイ....」


「リーダー!!無理です、多すぎますよ!!」


この光景が見える位置にある牢屋から、部下の声が響いてくる。


「バカ!!引き下がれるかよ!!ぜってー出してやるから、待ってろよ!!」


「リーダー....」


男たちは依然笑いながら、俺との距離を少しずつ詰めて来た。

俺と男たちとの輪が小さくなっていく。

この距離で《フレア》でも撃ったら巻き添えくらっちまう....一人でやるしかねぇ。


「オラ、ボコボコにしてやれぇッ!!!」


一際デカイ男が言い放ったのを皮切りに、俺を囲む男たちが一斉に飛びかかって来た。

やべぇ、いきなり避けれねぇ。


「「リーダーッッ!!!!!」」



*****



「が....がは....俺が....一撃........だと...?」


「正確には256発。さっさと牢屋の場所を教えて貰おうか」


俺と盗賊団支部長との戦いはあっさり決着がついた。

全身に指パッチンを食らった感想を聞いてみたいもんだね。


「覚えてろ....この盗賊団に手を出したこと.....後悔させてやる......ぞ...」


「......っておーい!!!気絶してんじゃねえよ!!牢屋の場所!!おーい!!!」


「」


ああ、時間のムダだったか....

テンプレなセリフを吐いて終わりだなんて、哀れなヤツめ....

ヤベェ、早く牢屋探しに行かないと!!

俺が踵を返したその時だった。


「し〜ぶちょ〜、侵入者、もうすぐ片付くわよぉ〜っ!」


部屋の中に、物凄い勢いでオカマが突入してきたのは。

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