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旅のお供に幼兵はいかがですか?  作者: アマガサ。
旅のお供に幼兵はいかがですか?
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第74話 搬送。

途中で地獄と化してしまった特訓を終え、レシュアを入れて5人家に戻る。

逃げまくって死ぬほど疲れたのでソファーに寝転がっていると、レシュアと幼兵供の会話が聞こえてきた。


「んー....じゃあこっちはどうだったッスか?」


「ちょっと重かったわね....普段使ってるのが軽いからかもしれないけど」


「なるほど.....ソアラさんは?」


「なんか...いつもより多く魔力を消費したみたいでした....」


どうやら幼兵供に使わせた武器の感想を聞いているらしい。

毒属性が付いた武器なんてこの世から消えればいいと思うけどな。


「そこも要改良っと.....アルトさんは?」


「んん....」


「ええと....?」


「あんまり良くなかったみたいね」


「そ...そうなんスか?了解ッス....」


そんな会話を聞きながら、外を見る。

もうそろそろ日が暮れるって具合だな....

レシュアはともかく、幼兵供は帰った方がいいか...


「もう暗くなるぞー、危ないからお前らは帰っとけー」


「ああ、もうそんな時間ね」


「じゃあ私達はこれで。....明日はどうしますか?」


そうだな.....と、腕を組んで考える。

ダンジョンに入るにはまだ金の余裕があるし、また特訓でもするか...?

いや、また試作品使われたら困る....


「うし、それじゃ明日は休みにするか」


「え、休み?」


「おう。思えば契約した日から休んでなかったからな。たまには羽を伸ばすのもいいもんだぜ」


欠伸をしながら立ち上がり、幼兵供を玄関に送りに行く。

靴を履こうとすると、横からするりとレシュアが通っていった。


「あれ、お前ももう帰るのか?」


「あ、いえ、早くコイツらの改良しなくちゃなんで...今日は失礼するッス、お茶あざっした」


というわけで、幼兵供とレシュアはそれぞれ家に帰り、俺は家に戻った。

まあまだ夕方だし、初めて会った時みたいに絡まれる事は無いだろ。


「さーて...一眠りしますか」


辺りに殆ど人通りが無いため、俺の家はかなり昼寝に向いている。

この自然の静かな音に包まれて寝るのが最高ー


「エイトさん!!!エイトさああああん!!!」


「うおおおおお!?」


突然ガンガンガンガン叩かれるウチの玄関。

あまりに突然だったんで漏らすかと思ったぜ....

というかこの声、レシュアか?


「......レシュアと...お前らか」


玄関を開け、外を覗く。

慌てふためくレシュアとオロオロした幼兵供の姿があった。


「エイトさん!大変ッスよ!!この人道端に倒れてて!!」


「は?」


レシュアが体をずらすと、ウチの玄関前に見知らぬ男が倒れている。

レシュアの言い方から察するに、倒れてたコイツをここまで運んできたっぽいな。


「と...とにかく中に入れてあげて欲しいッス!」


「んあ...お、おう。よっこらしょっと」


倒れた男を担ぎ、家の中に運び込む。

後ろからレシュアと幼兵供も着いてきた。

さてコイツは....まあソファーに置いとくか。

息が出来るように仰向けに.....


「あ、コイツ!!」


「.....あー......あの時の.....」


リースが男の顔を見て驚いていたので、よく見てみると、何やら見覚えのある顔だったことに気が付いた。

幼兵供に絡み、ダンジョンでいきなり襲い掛かってきたヤツの部下のリーダー的存在の男だった。

なぜこんな所に.....


「.....捨てる?」


「そうだな」


「ちょちょちょ!!二人とも!?いきなり何してるんスか!?ケガ人ッスよ...あああそんな乱暴に.....」


リースと二人掛かりで男を起こし、窓から放り投げようとする。


「......はッ!?」


しかし投げる直前に男は目を覚まし、俺たちの手から逃れ、床に落ちた。


「っつ....こ...ここは!?」


体が痛むのか、少し悶えたあとすぐに周りを見渡し、状況確認をしたあとすぐに、


「エイト!!アンタに助けてもらいたい!!」


土下座ポーズでいきなりそんな発言をした男に、俺たちは引きざるを得なかった。

申し訳ありません、昨日は二話投稿できませんでした。

本日は三話投稿と致しますので、よろしくお願いします。

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