第16話 開封。
ネタ回ですね。
まず一つ目、オープンセサミ。
プラスチックケースって言ってもちょっと濁ってるヤツだからな。
中身が分からなくていいワクワク感だ。
「......剣か」
「うわぁ...すごい...!」
一つ目のケースには、鞘に収まった剣が大量に入っていた。
木の剣、鉄の剣、その他諸々の素材でできた剣が十数本入っている。
「うーん.....リースでも扱えるとなると.....」
軽い剣がいいよな....軽い剣、軽い剣....と。
「この〔紙の剣〕なんてどうか?」
「わぁ!それなら私にも使えそうねっ!....ってアホか!!」
「でもほら、指先とか切ると痛いじゃん?」
「あー分かるわー。アレ割と痛い.....ってそれで戦えるかっ!!」
ナイスノリ突っ込み。
さて、おふざけはここまでにして、真面目に探すか。
....なんで俺紙の剣なんて持ってたんだ?
「コレだな。ほれ」
「ちょっ!投げないでっ.....あれ?」
「軽いだろ?」
リースに渡したのは〔疾風の剣〕。
軽さに優れ、俺が一時期愛用していた武器だ。
「わ...コレホントに軽い...」
「危ない危ないッッ!!振るなッッッッ!!」
「あ...ゴメン」
そのうち殺人でもしそうだな....
まあいいや、次行こう、次。
オープンセサミ。
「.....杖か...」
「ふぁぁ...」
二番目のケースには杖が入っていた。
あんまり杖が好きじゃなかったから5、6本しか入ってないが。
「うーん...ソアラでも扱えるとなると....」
魔力の消費が少ないヤツ....消費が少ないヤツ....
「この〔ム◯ンスティック〕なんてどうか?」
「うわぁ~...懐かしいですね....って何ですかこれ!?」
「ほら、ア◯ゾン・トリオとか倒せるぞ?」
「月に変わってお仕置きですねっ!....ってだから何ですかそれぇ!?
ナイスノリ突っ込み。
さて、おふざけはここまでにして、真面目に選ぶか。
....俺なんでこんなもん持ってんだよ...
「ほれ、コレだな」
「あ...どうも...わぁ...」
ソアラには〔深緑の杖〕を渡した。
木で作られた素朴な設計だが、精霊の加護が軽く付いている。
アタック、サポート共に上々だ。
「.....あ。試し撃ちしちゃダメですよね...あはは...」
「...ホントにやめて下さい」
ソアラも恐ろしい子説浮上してきたな....
杖のケース開けた瞬間から目が輝きっぱなしだし...
....まあいい、次行こう次。
オープンセサミ。
「お、シューターだ」
「........おぉ」
三つ目の箱には大小様々なシューターが。
シューターは使うっていうよりコレクションしたかったって感じだったけどな。
こういう形でも使う機会がきて良かった。
十数丁...結構集めたな、俺。
「うーん...アルトでも扱えるとなると....」
...................どんなのがいいんだろ?
「コリブリなんてどうか?」
「...........」
「なーんて、ライターの方じゃねぇよ~はっはっは」
「...........」
「はっはっはっは.....ハァ」
....真面目に探そう。
「ほら、コレ」
「.....お」
〔UZI〕、名前通り、元いた世界に存在していた銃と同じ形、同じ性能のものだ。
なんでこんなもんがこの世界にあるのかなんて知らん。
まあそれは置いといて、こいつはレートも十分だし、機動性も十分だからアルトでも扱えるだろ。
どうでもいいが、UZIは俺が個人的にお気に入りの銃だったりする。
「........」
「........うおおおおお待て待て待て!!!!ここで撃つな!!!」
「うわー、ホントに軽いわね~」
「ちょっと...撃つだけなら....」
「ヤメろヤメろヤメテクレエエエエエエエエエッッ!!」
やべえこいつら....
早く何とかしないと...!
「うわっと!?」
3人を止めに入ろうとして、何かにつまづいた。
顔面から床に激突し、視界が真っ白になる。
「ちょっ!?何してんのよ!?」
「エイトさん!?大丈夫ですかっ?」
「.......おぅ」
あー....心配してくれてるのか....
まだ大してお前らのこと知らないけど、俺、とっても嬉しいよ。
眩む視界の中でそんな事を考える。
「あっ!エイトがつまづいたケースの中身!」
「あれは.....缶詰です!」
「..........食べるっ」
わーわー言いながらケースから溢れた缶詰に群がる3人。
..........あれ?
(゜∀゜)




